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2009年11月

2009年11月28日 (土)

小原でリフレシュシュ

小原地区で、「ヨツクロ(県外出身者の会)」の一足早い忘年会です。総勢21人の方が集まりました。

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小原地区には、一軒の方が定住されているだけで、あとは通いで畑をされる方、そして、小原プロジェクトのメンバーの方がおられるだけです。

それと、赤兎山の登山や、森林組合の方の来訪があるようです。

夏場は、福井工業大学の学生達が合宿をしながら、今年も古民家を修復し、現在では3軒ほど生活できる民家に復活されたたそうです。

ecoプロジェクトのメンバーが、ヨツクロの会員ということで、会場を借りれることになりました。

初めての人もたくさんいたので、みなさん小原地区に興味深々。

11月下旬にしては、すこぶる良い天気に恵まれ、散歩がてら上の畑まで行きました。

キャベツ、菊菜、大根、白菜などが栽培されてあり、初めて食べる「フルーツほおずき」の味は、洋ナシの甘さにも似て、おいしかったです。

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食事は、もちろん、お得意料理の持ち寄りです。

北海道のちゃんちゃん焼き、宮崎のもつ鍋、鮎飯のおにぎり、まめくりご飯、どこでもあるおでん、ピザ、食後にチーズケーキ、果物などなど、嬉しいかぎりでした。

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よくまあ、これだけ食べてはしゃべること。

もちろん「勝山のあるべき姿」も話し合いましたよ。いやほんと smile

ここにいる人たちは、きっとインフルエンザも寄り付かないでしょうね。

また、元気をいただきました!

新インフルエンザ 蔓延中

遅ればせながら、現在、勝山の小、中、高校で、新インフルエンザが猛威を振るっています。

次々に各学校で学級、学年閉鎖の措置を取っています。なんだか他人事では、なくなってきました。

今のところ、子供たちが次々にかかっておりますが、大人の方は、静かに進行しているようであります。

どの年齢が境目なのか、複雑な心境で見守っています。

楽しみにしていた「勝山市民劇団 ドラゴンミュージカル」の公演が、なんと延期になってしまいました。

それも、インフルエンザに子供たちが次々とかかってしまい、これ以上の配役変更もかなわず、昨日の最終練習にいたっては、演出かつ指導者のK氏までがかかってしまい、止む無く28日の夜の公演が延期となりました。

この劇団は、6年前に国民文化祭に向けて発足し、その発足時は、年甲斐もなく私も舞台にみんなと立ったご縁で、微力ながら応援させていただいているのです。

劇団は、「丸岡の子供歌舞伎」や「美山の木ごころ一座」のように華々しい活動とまではいかなくても、すばらしいK氏の脚本で6年間続けておられます。

下は小学1年生から、上は67歳の方まで、幅広い年代の人が出演するのは珍しいのではないかと思います。

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ぜひ、日程が決まりましたら、ご覧いただきたいと思います。

その前に、早く風邪を治さなくっちゃね heart04

お七昼夜(おひちはん)

実家の寺の「おひちはん」を勤めました。

以前は、12月27日~29日に、村中の人たちが箱善を持ってきて、当番さんの手作りの料理をいただきながら、一日中ご法義の花を咲かせる行事だったそうです。

だんだんお参りされる人も減り、最近では数人となってしまいました。

いよいよ今年からは、「当番制も負担が大きい」というので、各自お弁当を持参しての「おひちはん」となりました。

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お供えのお餅でぜんざいを作って頂きました。

良き風習も、時代と共に消えていくのは、寂しいかぎりです。来年はどうなることやら‥‥‥。

雪囲いしました

曇り空の合間をぬって、庭の雪囲いをしました。

今年は雪吊りを止めて、目皿を利用してみました。

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雪囲いの強度は、二の次です。毎年、悪戦苦闘しております。

冬の風物詩ですから、風流なものですね。

暖冬とは言いますが、備えあれば憂いなし。ほどほどの雪であってほしいと願うばかりです。

2009年11月24日 (火)

うう~ん なかなかの味だね

三男は、39度6分の熱も下がり、すぐに三連休に入り、おまけに部活も休みだという。

未だかつてない大型連休になった三男は、何を思ったか料理に目覚め、簡単なものから挑戦していったのです。

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見栄えはいまひとつ‥‥‥ですが、味は抜群でした。

続いて三男は、トンカツの衣付けから、油で揚げるところまでをチャレンジ、そして、ハヤシライスも作ってくれました。

これから少しは、頼りになるかな happy01 

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2009年11月23日 (月)

苔だま寄せ植え

寄せ植えは、これまで何回も経験があるのですが、苔だまは、初めてなので講座に行って来ました。

苔だまの講座は、「5種類の花木を選び、配置を考え、苔で包んでいく」というもので、準備万端整えてもらっての作品作りは、気が楽です。

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花器はガラス製のものを、台には信楽焼きの傘たてを使ってみました。

苔は乾燥させたものを、水で戻したもので茶色でした。2~3ヶ月で茶色から緑色に戻るそうです。

茶色の苔の上に、庭の苔を貼り付けてみました。

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欲張ってもう一組、和洋折衷で活けました。これなら当分枯れないでしょう。

お花があると、心が和みますね。 bud

2009年11月20日 (金)

ああ、よかった

鍵をしっかり掛けてくれた三男坊から、「学校へ迎えにきてほしい」と連絡がありました。

大急ぎで高校まで行き、「熱が38度5分もある」というので、その足で病院へ直行。すぐ検査をしてもらいました。

私は、「明日は常例というのに準備は中途半端、新インフルエンザだとうつしてしまうかも知れないし、お参りは年配の方が多いし」と、頭の中でブツブツ、イライラ‥‥‥。

ふと「2~3年前もこんなことあったよな~。子供はどうして忙しい時に限って手がかかるようになっているのかしら?」と思う。

あの時も「朝から出かける」というのに、「具合が悪い」と言いだして、私は機関銃のように早口でまくし立て、小言を言いった覚えがある。

それは、「あれほど、この日はお母さんが出かける日だから、早く起きてどうのこうのと、何日も前から言っていたのに、何で~? 何で~?」と。

その時、私の小言をじっと聞いていた息子が、一言、「お母さん、僕のこと 心配でないんか?」と。

その言葉で「ハッ!」と我に返り、病院へ直行しました。

人は、イエ、私はすぐ自分の立場ばかりを優先して、主張しようとしてしまいます。

今回は、「何が一番大事かを冷静に判断しなくては」と思い、「マッ、なんとかなるでしょう」と気楽に構えて、行動は機敏に対処しました。

母親の精神状態は、子供へ敏感に伝わるようです。

なるようになる。

検査の結果は、陰性でただの風邪でした。

今日は、皆さんが助けてくださったので、いつもの常例と同じように事なく、無事に終えることができました。

天気も少し持ち直し、40人ほどのお参りの皆さんの、喜んで帰られる背中を見るのが、一番疲れが取れる時です。(完璧な模範解答 coldsweats01

中でも、京都は宇治より、年に何回も参詣されるMさんには、本当に頭がさがります。そして、こちらが背中を押されています。

これからも、サボりがちな私たちをしっかり監視してください。  合掌

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2009年11月17日 (火)

本当にぜいたく煮だわ~

北陸の「郷土料理」といえば、「里芋の煮っころがし」、「すこ」、「鮎料理」、「ぬかご和え」、「山菜を使った料理」など、たくさんあります。

私にとっての「郷土料理のダントツ」は、何と言っても「古タクワンのぜいたく煮」です。

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誰が名付けた「ぜいたく煮。酸っぱくなりかけた、漬かりきったタクワンの塩分を出し切って、味を付けて煮る。

そのままでも食べられるタクワンを、わざわざ一手間をかける。大根を漬けることから考えると、ちょっとやそっとでは食べれないこの「ぜいたく煮

タクワンを漬ける家庭も、年々少なくなってきた今日この頃、古タクワンを頂戴すると、もー気合いを入れて作ります。

でも、塩抜きするときの匂いが、これまた強烈。三軒お隣でも分かってしまうほどの匂いなのです。

それなのに炊いてしまうと、もーこれが最高の味なのです! 実家の関西地方には無かったこの料理に、ドップリ惚れ込んでいる私なのです。

ですが、子供たちは見向きもせず、知らん振り。この「ぜいたく煮」、いつ「おふくろの得意料理のひとつ」にあげてくれるか心配の私です。 smile

2009年11月15日 (日)

そういう意味じゃないんだけど

今日は、朝から三男より先に法務へ出かけるので、朝シャンをしている三男に

  出かける時は、玄関に鍵をかけて
  その鍵を牛乳箱の中に入れておいてね
  それから、電気、ストーブ、戸締り
  必ず確認してから出かけてね

と何回も念を押して出かけました。

法務から帰ってくると、なんと玄関の扉の前に牛乳箱が置いてあって、その中にちゃんと鍵が入っていました。

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  マッ! 丁寧に置いてくれたんだわ
  高一ともなると、やっぱり違うわね
  でもー、気を回してくれたのはいいけど
  逆に、この中に鍵があるってバレバレね

なーんて思っていたら、しばらくして知り合いのMさんから電話がありました。

  実は、先ほど寄せてもらったのですが、お留守でした
  でも、玄関の鍵穴に、鍵が刺さったままでしたので
  物騒と思い、鍵を抜き、近くにあった牛乳箱に入れて
  分かるように玄関の扉の前へ置かせていただきました

という連絡を受けました。

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オーイ! 私の「鍵をかけておいてね」は、そういう意味じゃないんだけど‥‥

子供に、おいしそうに焼けた魚を「ちょっと見ててね」と言って
帰ってみると、魚がなかった。

母親が、「あれほど見ておいてと言ったのに、どういうことー?」と責めたら
「ウーン、ちゃーんと見てたよ、そしたら猫がくわえていったよ」というのと同じではないか。

褒めてやろうと思っていたのに、ガックリ!

ホーント、知り合いの方でよかった。そうでなかったら、泥棒に「さあどうぞ家の中へ入ってお好きなものを」と言わんばかりでした。

感謝、感謝です。

でも、誰でも「留守宅の家の鍵は、牛乳箱ぐらいに入っているもの」と、想像はつきますよね。

これからは、鍵を牛乳箱には置けなくなってしまいました。

アーア それでもガックリ shock

2009年11月11日 (水)

渋柿が甘柿に

実家の父が、その季節ごとの収穫物を送ってくれます。
結婚して早や30年がたとうとしているのに、毎年変わらず送ってくれます。

今回も、重い荷物が届きました。
開けてみると、なんと「柿」でした。

例年になく、形が違う柿です。
いつもは「富有柿」、今年は先が尖った大き目の「渋柿」でした。

干し柿も、大好きなのですが、いつもは、
真っ白に粉が噴いた食べ頃のものを届けてくれていました。

「皮をむいて干すの~ sad」と思いましたが、
せっかくなので、さっそく80個あまりの柿をせっせとむきました。

後は、縄に結んで柿を干すだけ。
縄の代わりに、ビニール紐で吊すことにしました。

その時、すべての柿が、皮をむきやすい硬さで、
枝をつけたまま、むしってあることに、初めて気がつきました。

父の「吊しやすいように」との気遣いでした。
親なればこそですね。

お陰できれいに吊すことができました。

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不思議ですよね。あの渋い渋い柿が、
太陽の日差しと、寒い北風にさらされることで甘柿に変身するなんて!

人生も、辛いこと、悲しいこと、悔しいこと
泣きながら乗り越えてきたことで、
人は、強くもなり、優しくもなってゆくんですね。

  「渋柿の しぶがそのまま 甘さかな

おろかな私が、仏様のお慈悲に出会うことで
ありがとうの言える人に育てられるのですね。

それはともかく、今日で柿を吊して3日目、
おいしい「あんぽ柿」は、いつ食べれるやら scissors