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2011年11月21日 (月)

11月常例法座

雨が降っては止み、降っては止みするハッキリしない空模様が続く中、11月度の常例法座が終わりました。

そして、私たちが所属する「福井教区龍川組(りゅうせんそ)」内22ケ寺の報恩講も無事に勤まりました。

自坊の報恩講も勤まって、気が付いたら、もうすでに1ヶ月が経っています。

今更ながらですが、月日の立つのが早く感じる年齢になったことです。

今月の常例法座の午後の席には、若手布教使、坂井市のM師にお越しいただきました。

M師は36歳、お若い頃は、某有名劇団で役者をされていたそうです。

そんな経歴をお持ちのM師ですから、とてもハッキリした発音で、しかも大きな声で、終始聞き取りやすいお取り次ぎでした。

そして、M師は行信教校にて、しっかりと宗学の研鑽も積まれた方なので、初めてお聴聞される方でも分かりやすいお取り次ぎだったと思います。

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M師は、行信教校時代に共に仏法を学ばれた方とご結婚されたそうです。

そんな有り難いM師ご夫妻のご自坊が経営される保育園のエピソードを通し、ご讃題の「回向」を分かりやすくお取り次ぎくださいました。

  如来の作願をたづぬれば
  苦悩の有情をすてずして
  回向を首としたまひて
  大悲心をば成就せり

卒園式での園児と園長とのほのぼのとしたやり取りでは、その情景が浮かび、他力による「回向」の意味を、より深く味わわせていただいたことです。

そして、佐藤キナさんの「ひとりじゃなかもん」も歌ってくださいました。

  ただの一人も
  人生をむなしく
  さみしく感じたまま
  終わらすことはしない

  生まれてよかった
  生きてよかった
  死んで意味ある死をいただいた

阿弥陀如来さまの「そう思える人生を送らせる」と誓われた「願い」が成就していることをお聞きかせいただきました。

皆さん、M師のお取り次ぎに、幾たびも、幾たびも頷き、仏さまに寄り添われている暖かさを感じながら帰路に就かれました。

おかげさまで、このたびの法座も、本当に有り難いご縁となったことです。ナンマンダブ、ナンマンダブ。