報恩講厳修
今年も報恩講が無事終わりました。素晴らしい秋空のもと、例年と同様に多くの参拝者にも恵まれ、何よりの喜びとなりました。
土曜日の報恩講ということもあって、関西で会社勤務する次男も駆け付け、法要に出仕してくれました。
こうして住職と三人の子供たちが揃ってお勤めする姿は微笑ましく、ご参拝の皆さんも、さぞかし嬉しく思ってくださったことと思います。
恩栄寺(石川県)さまによる布教は、淡々と静かな口調で世間話も交えながら、ご法義の要をしっかり押さえたお取り次ぎでした。
ご参拝の皆さんと共に笑い、時に涙し、最後には「なるほど」と深く頷かされる有り難いご縁でした。
今年のお斎(おとき=食事)も、婦人会の方々による真心の込もった手作り料理で、皆さんをお持て成しすることができました。
そして、今年も寺族共々、尊いお育てをいただき、こうして、たくさんの方々のお陰で報恩講を勤めることができました。
年々、報恩講を勤める毎に、坊守として、母として、「有り難い、勿体ない」と感慨深くなる自分自身をしみじみ喜んでいます。
歳を重ねるのも悪くないですね。なまんだぶつ、なんまんだぶつ。
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