11月度の常例法座
報恩講が終わり、ホッと一息つく間もなく、早1ヶ月が経ってしまいました。
14日には、強い風や、雹(ひょう)、雷に見舞われ、県境の山間部では昨年より10日、平年より2週間も早く除雪車が出動しました。
その日以来、晴れた日が2日と続きません。一雨毎に寒さが増し、本格的に冬の到来が感じられます。
例年よりも早い冬の到来に、庭の雪吊りも未完成のままで、まるで「追いたてられている」ような焦りを感じている今日この頃です。
そんな冷たい小雨がちらつく本日、11月度の常例法座が勤まりました。
今月の常例法座は、住職の自勤です。参拝者をお迎えするのも、私一人での対応で、初心に帰り勤めることができました。
午後の法座では、食後ということも重なり、ストーブで少し暖かくなりすぎ、ウトウトと涅槃の境地に至る方が続出です。
かといって、ストーブを切ると一気に寒くなりますので、切るに切れない中、法座も終了の時刻となってしまいました。
今年も残すところ、あと1ヶ月少々となり、1年で最も慌ただしい季節の到来です。また、ややもすると、どうしても暖かい部屋にこもってしまいがちなこの季節です。
ここで、がばいばあちゃんの名言を
暑い、寒いと、うるさく言うな
夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝しんしゃい
今日お参りくださった皆さんや、がばいばあちゃんのように、怠惰に時間を過ごすことなく、冬の木枯らしにも臆することなく、一回、一回のご縁を大切に勤めていきたいものだと思わせていただいたことです。
Nanmandabutsu...Nanmandabutsu...。
最近のコメント