卒園お礼参拝
14日は、近くの保育園の園児たちが、「卒園お礼参拝」に来てくれました。
こちらの園児たちは、毎月一回お寺へお参りをしてくれるのですが、積雪のある冬の間はお休みでした。
そんな3ヶ月振りに顔を見せてくれた園児たちは、ニコニコと笑顔で、元気に大きな声で挨拶をしてくれます。
久しぶりの姿に、心も、体も、随分と大きく、そして、たくましく成長したように映りました。
この「卒園お礼参拝」の時に、園児たちに取り組んでもらうのが「ハスの花浮かせ」です。
園児たち一人一人が仏さまにお礼をし、鉢に水を注ぎ、ハスの花を浮かせていきます。(もちろん、ハスの花は造花です)
ただ、一人が水を注いだだけでは、ハスの花は浮かびません。でも、17人が水を注ぐと、まるで池の中にハスの花が咲いているように浮いてくれます。
卒園の記念に、お寺から園児たちへ「がんばったでしょう」と「散華」をお渡ししました。
園児たちはお礼に、園歌を大きな声で歌ってくれました。
園歌を聞きながら、「8回のお参りで、園児たちへ果たしてどれだけの事を伝えられただろうか」と思うと、実に心もとない限りです。
そこで、園児たちに「お寺でどんなことをしたか、覚えている?」と尋ねたら、嬉しいことに次から次に思い出を語ってくれました。
より記憶に留めて貰いたいと思い、「インドで発見されたオオカミ少女」のお話しを園児たちに聞いてもらいました。
人として生まれても、オオカミに育てられると、
オオカミのように育ってしまう。
みんなは、手を合わせ、お礼を言える
子供と育てられたことに、感謝しようね。
最後ということで、欲張ったお話しを選んでしまい、園児たちにとって難しい内容だったかもしれません。
来月からは、後輩の園児たち19名がお寺へお参りをしてくれます。気を取り直し、フレッシュな園児たちを迎えさせていただきます。
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