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2013年4月

2013年4月23日 (火)

4月の常例法座

先々週の前半は、すこぶる良い天気に恵まれ、季節外れの初夏を思わせるような暖かい陽気でした。

本堂のストーブの灯油も、残り僅かです。「しめしめ、この陽気なら灯油を継ぎ足すことなく、ストーブに残った灯油も使い切れる」と踏んでいました。

しかし、甘かった。週末は一転、冬が舞い戻ったかのような寒い一日となり、20日の常例法座では、慌ててストーブに灯油を補充をし、何とか事無きを得ました。

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寒い中、40人ほどの方がお参りくださいました

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午後のお勤めは、長男と三男が勤めてくれました

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若坊守と孫2人も参ってくれました

孫たちも、お参りの皆さんに声を掛けていただき、本堂が大好きのようです。

こうして多くの方々に見守られ、お心をいただきながら、お育てに預かっていくのですね。有難いことです。

今月の常例法座も、こうしてお慈悲の温もりの中、無事に勤めることができました。

当に「仏法は毛穴から」でした。なまんだぶつ、なんまんだぶつ、有り難い。

2013年4月 2日 (火)

家庭法座 No.275 号

天地の よろこびぞ満つ 花御堂

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お釈迦さまは、今から約2500年前の4月8日、インドの北、ルンビニーの花園で誕生されました。

Photo_2 お釈迦さまのお誕生を祝い、「天地は感動に揺れ動き、神々の歓喜の声は満ち満ち、天より甘露の雨が降った」と伝えられています。

4月8日の「お釈迦さまの誕生日のお祝い」を「花まつり」と言い、誕生仏に甘茶をかけるのはこのためです。

日本では、ルンビニーの花園のように様々な草花で飾った花御堂(はなみどう)を作り、花御堂の中に甘茶を満たした灌仏桶を置き、灌仏桶の中央に誕生仏を安置し、柄杓で誕生仏に甘茶をかけて祝います。

お釈迦さまは智慧すぐれ、あわれみ深く、世の中の全ての人々も、動物や草花までもが「本当に幸せになる道」を探し求められました。

ついに悟りを開かれ、仏(ブッダ、目覚めたもの)となり、み教え(仏法)をお説きになりました。

そして、仏法を聞かれた人々の心に「大きな喜び」と「安らぎ」の華を咲かせてくださいました。

ですから、4月8日の「お釈迦さまのお誕生日」は、「暗闇の世界に限り無い慈しみの光が放たれた日」でもあります。

そんなお釈迦さまのお誕生を祝うと共に、私たち一人一人の誕生の意義を考え、たくさんの「お念仏の華」を咲かせたいものですね。

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Houza_no275

今月の行事

  ・お勤め教室 4月15日(月曜日)夜7時より
  ・常例法座  4月20日(土曜日)牛前&午後

どなたでもお参りください。