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2013年6月

2013年6月21日 (金)

感激の出会い

昨日、午前には「人形芝居、嫁おどしの面」を、午後には「外松太恵子先生の講演」という内容で「特別法座」が勤まりました。

そんな盛りだくさんな「特別法座」のご縁は、楽しみにされていたお同行さんたちの姿ばかりでなく、「待ちに待った法友たちとの再会」という「念願」まで叶えてくれました。

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人形劇役者の藤本宏美さん
三味線演奏の高橋博子さん
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青少年問題カウンセラーの
外松太恵子先生の講演
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中央仏教学院 通信教育
同期受講生の4人との再会
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昨日の余韻に浸り、こうして、お声掛けをした門信徒の方々、遠方よりの法友たち、お世話役の方々や婦人会のメンバー等々、「お念仏のご縁」で巡り会えた喜びを噛み締めています。

冥利は 夕に笑み満つ 向拝かな

2013年6月 4日 (火)

家庭法座 No.277 号

唯一つ 弥陀のはたらき お念仏

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三浦雄一郎さん
80歳でエベレスト登頂された三浦雄一郎さんは、世界中に感動を与えました。

皆さんもよくご存知のように、エベレストは、誰でも登頂できる山ではありません。

綿密な「目標」と「準備」を立て、さらには、「強靭な体力」や「気力」、「数多くの支え」などが揃わなければ、決して成し遂げられるものではありません。

分け登る麓の道は多けれど 同じ高嶺の月を見るかな

これは、「一休禅師の作」と伝えられる「道歌(道徳的な、または、教訓的な短歌)」です。

この「道歌」のように、「宗教は多くあるが、行き着く所は結局一つだから、どんな教えでもいいのだ」と、外から眺める人もいます。

ですが、それは、とんでもない「大きな間違い」です。

これは、山に登ったことも、山に登ろうと試みたことも無い人が、「どの道も結局は頂上に行くのだから、どんな道を選んでもいいんですよ」などと、「山登りを軽視した無責任なこと」を言っているのと等しいのです。

病人や、老人には、とても登れそうもない急な崖道もあるのが、実際の道です。

そうすると「自分の力量」や「自分の能力」などをよくよく考え、「どういう宗教(教え)に帰依するか」ということは、決して「軽視すべきこと」ではなく、「重要な問題である」ということが分かります。

ですから、親鸞聖人は、「おのれの能(力)を思量して、我が身の助かる道を定めよ」と言われるのです。

このように、煩悩具足の凡夫である私は、「佛になる力」も、「佛になる願い」もありません。

だからこそ、阿弥陀さまは「念仏一つで救う」と働いてくださってあるのです。

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今月の行事

  ・お勤め教室 6月18日(火曜日)夜7時より
  ・特別法座  6月20日(水曜日)牛前&午後
         人形芝居と外松太恵子先生の講演

どなたでもお参りください。