ラジオ体操と朝のお勤め
不安定な天候が続き、梅雨明け宣言もないまま夏休みを迎えましたが、今年も地域に元気を与える「朝のラジオ体操」が始まりました。
例年のように、境内には子どもからお年寄りまで幅広い世代の区民が集い、一緒になってラジオ体操をし、その後、本堂でお勤め、そして、法話と続きます。
今朝の住職の法話は「共命鳥(グミョウチョウ)」でした。
2つの頭(心)が1つの胴体(いのち)を共有していることから「共命鳥」と呼ばれるこの鳥は、大切な「仏さまのみ教え(仏法)」を表しています。
お互いに支え合って生きている共命鳥
頭は二つあっても、胴体は一つ
相手を殺すことは、自分を殺すことになる
それは、人間関係などにも当てはまりますね
みんな真剣に聞いていました。今年で12年目に入るこの「ラジオ体操に引き続き仏法聴聞の企画」も、ようやく「自然な形」となって浸透したようです。
しかし、「浸透したが故の慣れ」なのでしょうか? 仏法聴聞への「抵抗感」は無くなったものの、企画当初に比べ、保護者の参加が少なくなってきました。
かく言う私も「初心」に立ち返り、ぜひ、本堂へもその身を運んでいただけるよう「お声掛けしたい」と思わせていただいたことです。
何はともあれ、早朝、ラジオから流れる音楽と号令に合わせ、清々しい気持ちで始められることを嬉しく思える年齢になりました。
これは「年を重ねることも悪くない」ということですかね。
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