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2016年10月 1日 (土)

家庭法座 No.317 号

法悦は 齢かさねて いよいよ増し

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人間の「楽しみ」や「喜び」には、実に様々なものがあります。

・遊び
・食事
・会話
・衣服
・旅行
・仕事‥‥などなど

しかし、年齢を重ねると、それらの「楽しみ」や「喜び」が次第に面倒にもなり、気が進まなくなってもきます。

ご年配の方で、「楽しみも、喜びも、希望さえも失い、毎日が『不安』や『心配』でしかない」と言われる方も少なくありません。

しかし、「法悦(仏法に遇い得た喜び)」は、そのように「衰えたり」とか「薄らいだり」もせず、「奪われたり」することもありません。

年齢を重ねて、かつて聴いた「み教え(念仏の教え)」の意味が、ますます身に染みて味わわれるようになります。

人生の体験が深まるにつれて、念仏の教えに遇うことのできた喜びが、いよいよ増してくる筈です。

この「実りの秋」にこそ、「仏法の味」を深めたいものです。

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Houza_no317

今月の行事案内

・報恩講法要 10月20日(木曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

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