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2017年5月 1日 (月)

家庭法座 No.324 号

核の無い 平和の世界 念仏で

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朝鮮半島で「軍事的緊張」が高まっています。

できることなら、日本や米国、韓国、中国、ロシアなどが協力して、『平和共存路線』で解決してもらいたいものです。

かつて、日本でも戦争があり、広島と長崎に相次いで投下された「原子爆弾」では、合わせて20万人を超す人たちが亡くなりました。

福井でも、空襲で「家」ばかりでなく「家族」をも失い、着る物も、食べ物さえもない「戦争によって疲弊しきった時代」を経験しています。

そうした時代を回顧した時、戦争ほど「愚か」で「残酷」なものはなく、また、「敵味方の双方に悲惨な結果を招くもの」と知らされます。

仏教誕生から約300年後の紀元前3世紀頃、インドのアショーカ王は「武力」によって「インド史上初の統一帝国」を築き上げました。

しかし、アショーカ王は、殺戮を重ねて近隣諸国を征服し、多くの犠牲者を出したことを振り返り、心から後悔します。

当に「争いは双方に益なし」です。

仏教に救いを求め、心を打たれたアショーカ王は「熱心な仏教徒」となり、「武力」ではなく「仏法」に基づく国の統治を行いました。

戦争を経験した世代も、戦争を知らない世代も、「核」を含めて、あらゆる争いの無い世界を「お念仏の心」で築きたいものであります。

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Houza_no324

今月の行事案内

・永代経法要 5月20日(土曜日)午前&午後&夜

亡き方を偲ぶ法要です。どなたでもお参りください。

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