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2017年10月 1日 (日)

家庭法座 No.329 号

聖人の ご苦労偲ぶ 報恩講

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幼くしてご両親と死別された親鸞聖人は、9歳で出家得度をされ、その後、約20年間にわたって比叡山で仏道修行に励まれました。

29歳で「念仏の法門」に入られ、35歳から60歳を過ぎる頃まで、家族と共に、越後や関東の地で「他力念仏の教え」をお広めになりました。

そして、84歳から85歳頃まで、沢山の書物を書き残され、後の世の私たちをお導きくださっています。

今、世の中は、一見すると「平和」で「繁栄」しているように映りますが、これほどに「人心が荒廃した時代」はありません。

それは、皆が「我利我利亡者(がりがりもうじゃ)」だからです。

そんな世の中だからこそ、私たちは「自利利他」の「お念仏の心」をいただき、「本当に立派」と言える人生を歩まねばなりません。

私たちのために90年のご生涯をご苦労くださった「親鸞聖人のご恩に報いる仕方」、それが「報恩講」であります。

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Houza_no329

今月の行事案内

・報恩講法要   10月20日(金曜日)午前&午後

親鸞さまのご法事です。

どなたでもお参りください。

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