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2022年6月 1日 (水)

家庭法座 No.386 号

雨の日も 法雨を浴びに 寺参り

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近年は地球全体が異常です。戦争、大地震、津波、干天、豪雨など「地球規模の問題」が起こっています。

日本列島では「梅雨のシーズン」に入りますが、近頃は「寒暖差」や「空梅雨」などの「予期せぬ異常気象」も増えています。

雨といえば、浄土真宗の所依の経典である「仏説無量寿経(大無量寿経)」の中に、「み彿や菩薩の威徳を表現する言葉」の一つとして、「澍法雨(じゅ ほう う)」という言葉が出てきます。

これは、「私たちに『仏法の雨』を降らす(仏法を雨のように注いでくれる)」という意味になります。

こうして、み彿は「梅雨時期の雨」のように、絶えず「仏法の雨」を降らせてくださっているのです。

今の時代は「如来の本願力(他力念仏)」によってしか救われない「末世(末法、濁世)」にあたります。

その「末世」に生きる全ての人々にも、「仏法(み法)の雨」は等しく降り注いでいます。

残念なことに、「末世」の時代のために説かれた「大切な仏法の教え」であるにも関わらず、耳を傾ける人は少なくなりました。

それでは、人も、世も、益々悪くなる一方です。

せめて私たちは、今日もお寺にお参りし、「仏法(み法)の雨」を浴びて、お念仏を申しましょう。

合掌 称名。

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Houza_no386

・常例法座 6月20日(月曜日)午前9時30分~昼前

マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)

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