フォトアルバム

法義資料

  • 蓮如上人九十箇条 真宗掟心得 オリジナル

  • 蓮如上人九十箇条 真宗掟心得 テキスト化

お経ライブラリ

  • 正信偈 A4 用紙印刷用

  • 讃仏偈 A4 用紙印刷用

  • 重誓偈 A4 用紙印刷用

  • 帰三宝偈 A4 用紙印刷用

  • 本願成就文をスマホで表示

  • 本願成就文 A4 用紙印刷用

  • 阿弥陀経をスマホで表示

  • 阿弥陀経をスマホで表示

西宮寺で仏門との縁を語る

  • 海外からの留学生3名による法話会

NINJA ANALYZE

2023年3月 4日 (土)

家庭法座 No.395 号

聴くほどに おのずと知らる 仏心

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

蒔けよ蒔け 仏の種も 彼岸から

このような詩があります。

寒い冬が過ぎてやがて「春のお彼岸」を迎えます。

墓地はお参りの人々で賑わい、祖先を敬う「心の美しさ」が感じられる期間です。

しかし、「お墓参り」と共に忘れてはならないのは「お聴聞」です。

理屈抜きの「祖先崇拝」も悪いことではありません。

ただ、その「先祖を思う心が真実」ならば、今こそ我が身をば「厳しい聞法の座」に置くべきでありましょう。

そして、「み教え」に耳を傾け、「立派に生きる道」を求めるべきでありましょう。

これこそ「祖先崇拝の行」であります。

一度より二度、三度と「お聴聞」が重なるにつれて、「真実の親心の偉大さ」と「我が身の幸福」とが、いよいよ深く知らされるに違いありません。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

Houza_no395

行事案内
・彼岸会法座 3月20日 午後1時半~

マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)

2023年2月 1日 (水)

家庭法座 No.394 号

み佛の 心に触れて お念仏

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

2月15日は「お釈迦さまが亡くなられた日」です。お釈迦さまが亡くなられたことを特に「涅槃(ねはん)に入られた」と言います。

お釈迦さまの「ご遺徳」を偲び、「ご恩」に報じる仏事を「涅槃会(ねはんえ)」といいます。

お釈迦さまは29歳で修行者になり、35歳で悟りを開かれ、「佛(仏陀、ブッダ、覚者)」となられます。

お釈迦さまは、80歳でお亡くなりになるその瞬間まで、さまざまな「苦悩」や「苦難」を乗り越えられます。

そして、お釈迦さまのその「優しいお心」と「お言葉」で、一人ひとりの「苦悩」や「苦難」に応じた「教え」を説かれました。

悲しみに沈み、心の悪魔に取り憑かれ、苦しんでいるあらゆる人々は、迷いから醒め、真の幸せを見出します。

お釈迦さまのそのご生涯は、正に「阿弥陀如来のお慈悲の心」すなわち「み佛の本願そのもの」だったのです。

嬉しい時も、悲しい時も、「み佛の優しいお心」に思いを寄せて、お念仏を申させていただきましょう。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

Houza_no394

行事案内
・常例法座 2月20日 午後1時半~

マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)

2023年1月14日 (土)

家庭法座 No.393 号

み佛の 恵みの中に 新春明けぬ

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

謹賀新年

いよいよ令和五年の幕開けです。

皆様は元旦をどう過ごされましたか。

新年のご挨拶のお参りはされたでしょうか。

私たちは、この世の生命が終われば、間違い無く、お浄土にお参りさせていただけます。

この事もみ彿さまのお蔭ですが、こうしてこの世で、一度でも多くお正月を迎えることができるのも、み彿さまのお蔭なのです。

それにしてもウクライナの人々は大変です。

戦争で家も財産も電力も失い、寒さの中できびしい日暮しです。

そんな生活を一変させられた戦火の中でもウクライナの人々は必死に生きています。

そのことを思えば、私たちの生活に不平は言えません。

・匆体ない
・有難い

これこそが念仏者の合言葉でなければなりませんね。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

Houza_no393

行事案内
・元 旦 会 1月 1日 午後2時~
・ご正忌法座 1月20日 午後1時半~

マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)

2022年12月 1日 (木)

家庭法座 No.392 号

我が業 かえり見よとて 除夜の鐘

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

「いのち」つて何でしょうか?

「息のうち」を縮めて「いのち」と言う。

「いのち」とは要するに、私たち人間も、動物も、植物も、それが何らかの意味で動き、働いている状態を言うのです。

動かなくなり、働かなくなった時、呼吸をしなくなった時、その動物も、植物も、死んでいるわけです。

「いのち」とは、つまり「業(ごう:はたらき)」なのです。

さて、今年一年、私たちは、どのように、はたらいてきたでしょうか。

あと何日かで除夜の鐘が鳴ります。

歳の瀬に当って、私たち一人ひとり、胸に手を当てて、今年一年の自分の「業(ごう:はたらき)」をふり返り、来年こそ素晴らしい生命であるように努めましょう。

南無阿弥陀仏 合掌

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

Houza_no392

・常例法座 12月20日 午後1時半~
・除 夜 会 12月31日 午後3時~

マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)

2022年11月 2日 (水)

家庭法座 No.391 号

煩悩は 拂えど積る 落ち葉かな

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

1.衆生無辺誓願度
  (しゅじょうむへんせいがんど)
  =多くの人を私は救う

2.煩悩無数誓願断
  (ぼんのうむしゅせいがんだん)
  =尽きる事のない煩悩を無くす

3.法門無尽誓願学
  (ほうもんむじんせいがんがく)
  =数限りない仏の教えをすべて学ぶ

4.仏道無上誓願成
  (ぶつどうむじょうせいがんじょう)
  =最上の仏の道を必ず成し遂げる

これら「四弘誓願」は、仏の教えを仰ぐものが心に堅く決意すべき「誓い」であり、「願い」であります。

しかしまあ、何と私の心に次から次へと煩悩(欲、怒り、腹立ち、そねみ、ねたみ)が起こって来ることでしょう。

ですから、み仏の教えが必要なのです。

だからこそ、お念仏が大切なのでした。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

Houza_no391

・常例法座:11月20日(日曜日)午後1時30分

マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)