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西宮寺で仏門との縁を語る

  • 海外からの留学生3名による法話会

NINJA ANALYZE

2017年12月 1日 (金)

家庭法座 No.331 号

一日も 同じ日は無し 昨日今日

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今年も早、師走です。「この一年」を顧みますと、我が国では九州や東北、北海道などで「大規模な風水害」が発生しました。

国外へ目を移せば、北米を始めとする諸外国でも、干害や竜巻など「気象上に起因する災害」によって、多くの人々が罹災しています。

こうした「異常気象の原因」として上げられているのが「海水温の上昇」で、「地球温暖化」が引き金になっているようです。

恐ろしい事ですが、このまま「地球温暖化」が進むと、「星」としての寿命を待たずして「現代文明の破滅」を迎えるのかもしれません。

そうした「地球からの警鐘」にも鑑み、「この一年」を振り返ると、煩悩まみれの「私たちの毎日」も、一日として同じではありません。

心静かに「この一年」を省み、自分が立っている大地に思いを馳せ、感謝をし、お念仏を申しながら、歳末を送りたいものです。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

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Houza_no331

今月の行事案内

・常例法座   12月20日(水曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2017年11月 2日 (木)

家庭法座 No.330 号

かたくなな 心も解かす 法の水

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聖徳太子(574-622)が制定されたとされる『十七条憲法』の「第十条」には、次のように示されています。

  忿(こころのいかり)を絶ちて。
  瞋(おもてのいかり)を棄て。
  人の違うことを怒らざれ。
  我れ必ずしも聖に非ず。
  彼れ必ずしも愚に非ず。
  共に是れ凡夫のみ。

誰かと意見が異なると、自分だけが一方的に正しいように、相手が全面的悪いように、眼を怒らせ、口を極めて相手を罵ることがあります。

しかし、そんな時に限って、後でよく考えてみると、「自分にもあれこれと悪い点があった」と気付くことが多いものです。

聖徳太子が示された「私もまた、間違いだらけの人間(凡夫)なのだ」との「価値観」は、仏教を深く信仰した故であることを知らねばなりません。

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Houza_no330

今月の行事案内

・常例法座   11月20日(月曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2017年10月 1日 (日)

家庭法座 No.329 号

聖人の ご苦労偲ぶ 報恩講

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幼くしてご両親と死別された親鸞聖人は、9歳で出家得度をされ、その後、約20年間にわたって比叡山で仏道修行に励まれました。

29歳で「念仏の法門」に入られ、35歳から60歳を過ぎる頃まで、家族と共に、越後や関東の地で「他力念仏の教え」をお広めになりました。

そして、84歳から85歳頃まで、沢山の書物を書き残され、後の世の私たちをお導きくださっています。

今、世の中は、一見すると「平和」で「繁栄」しているように映りますが、これほどに「人心が荒廃した時代」はありません。

それは、皆が「我利我利亡者(がりがりもうじゃ)」だからです。

そんな世の中だからこそ、私たちは「自利利他」の「お念仏の心」をいただき、「本当に立派」と言える人生を歩まねばなりません。

私たちのために90年のご生涯をご苦労くださった「親鸞聖人のご恩に報いる仕方」、それが「報恩講」であります。

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今月の行事案内

・報恩講法要   10月20日(金曜日)午前&午後

親鸞さまのご法事です。

どなたでもお参りください。

2017年9月 1日 (金)

家庭法座 No.328 号

この身にも 寄り添い給う 弥陀仏

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9月は「彼岸会」の月です。

この「彼岸会」とは、「仏の世界(彼岸)」に心を向けながら、「み仏の教えを聴く集い(会)」という意味になります。

この「み仏の教え」は、寺院へ参詣した際に聴かれることもあるでしょうし、墓参の際に聴かれることもあると思います。

そして、寺院へ参詣した際でも、墓参の際でも、最も大切なことは、「み教えを聴く時の心構え」になります。

いい加滅な気持ちで「他人事」として聴くのではなく、「我がため」と真剣に聴かねばなりません。

こうして「彼岸会」などの「催促」でもなければ、日頃、私たちは、み仏のことを、つい忘れ、怒ったり、泣いたりしてしまいがちです。

ですが、み仏は、いつも、私たちに寄り添っていてくださるのです。

そして、み仏は、憂うことも、悲しむことも、ありません。

み仏は、すでに、今、ここに、居られるのです。

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今月の行事案内

・彼岸会法要   9月20日(水曜日)午前&午後

身を正し 心を正して 聴くみ法

どなたでもお参りください。

2017年8月 1日 (火)

家庭法座 No.327 号

紺碧の 海より深し 弥陀の慈悲

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ここ福井でも、相次いで「海開き」が宣言され、「浜茶屋(海の家)」も軒を連ねて営業を始め、本格的な海水浴シーズンが到来しています。

天候にも恵まれた休日ともなりますと、海水浴場では、家族連れや若者など、多くの海水浴客で溢れかえります。

そんな「夏の海」を心待ちにする皆さんと同じように、都(京都)育ちの「親鸞聖人(浄土真宗の宗祖)」も、海に魅了された一人でした。

ただし、「水泳」や「日光浴」などを楽しむための「海」としてではなく、「海の持つ作用」に特別な関心を寄せられたのです。

親鸞聖人は、穏やかな海、荒れ狂う海、様々な「海の姿」と対面し、汚濁も、善悪も、清浄へと転じられる様を重ねられたのでしょう。

そして、「弥陀の慈悲」に目覚めることで得られた「救いの感動」を、次のように「海」に喩えてお喜びになったのだと思うのです。

生死の苦海ほとりなし ひさしくしづめるわれらをば
弥陀の弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける
              (高僧和讃、註釈版579頁)

親鸞聖人は、「海」に留まらず、「野」にも、「山」にも、至る所で、「み仏の広大なお慈悲」を感じられたようであります。

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Houza_no327

今月の行事案内

・夏の特別法座   8月20日(日曜日)午前&午後
 ご講師:長田智真師(真宗誠照寺派 願生寺 ご住職)

どなたでもお参りください。