家庭法座 No.378 号
仏眼に 五劫思惟の 慈光満ち
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ことわざに「目は心の窓」とか「目は心を映し出す鏡」などとあります。
仏さまの眼は『半眼(はんがん)』といい、半分開いています。
それは、開けた半分は「外の世界」を、閉じた半分は「自分の心の中」を見ていることを表しています。
開けた半分の眼では、「世の中にいかに醜いことが沢山まかり通っているか、どんなに苦しみや悲しみが多いか」を見ておられます。
これは「私たちと一緒に悲しんでくださっている眼」であります。
閉じた半分の眼では、「自分はこれでよいのか」と、ご自身の心の中を静かに厳しく見つめておられます。
これは、遠い遠い計り知れないほどの昔から「世の衆生に、彿の心を分かって欲しいと願っておられる『知恵』と『慈しみ』の眼」であります。
静けさと、鋭さと、温かさ、優しさ、つまり、仏さまの「深い智慧」と「大きな慈悲の光」が底から溢れ出ている眼なのであります。
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・報恩講法要 10月20日(水曜日)
午前 9時30分~(午前中のみ)
マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
M先生、初めまして。
みちのくにて一寺の住職をさせていただいておる者です。
二河白道を検索しておりましたら、こちらに到りました。
https://saiguji.mitelog.jp/houwa/2011/10/post-deb6.html
ご門徒さま宅で襖絵題材に「二河白道」を選ばれるとは、すばらしいの一言で、感動いたしました。
先生には、5年前の2016年10月に築地本願寺でお取り次ぎいただきました。
そのご法話を改めて拝聴させていただき、真に有難いご縁でございました。
ブログの中で「真宗寺院の原点である念仏道場を感じさせていただいたことです」とあり、丁度、2016年の築地本願寺常例布教で、先生が現存道場として最古の大野市「川合道場」をご紹介下さったのを思い出します。
機会あればぜひ、川合道場にも参拝したい思いです。
もうお彼岸は過ぎてしまいましたが、二河白道で私が感慨深い絵にこうしたものがあります。
https://www.link-age.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/01/nigabyakudou-1153x1536.jpg
詳細は
https://pbs.twimg.com/media/DEJN4IAVoAAOyVG?format=jpg&name=large
ご開山が描かれており、旅人の「迷いの綱を切る」という表現も興味深いですが、追いかける盗賊の表情、様相に六根六識の細かい描写が加えられている点も意味深く感じます。
この掛軸は版元が「慈悲の国」とあり、調べると愛媛県の「四恩協会」という昭和初期の存在した真宗信者団体で製作出版したもののようです。
投稿: みちのくからお念仏 | 2021年10月 4日 (月) 02:28