家庭法座 No.377 号
煩悩の 闇路を照らす 佛の智慧
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
新型コロナウイルスの感染の急拡大で、自宅療養者が過去最多となり、自宅療養中に亡くなる人も相次いでいます。
首相は「緊急事態宣言」を「21都道府県」に発出していますが、大幅な改善が見られないことから、「緊急事態宣言の解除」は難しいようです。
対象地域では、出口が見えない「休業要請」や「外出自粛」、「臨時休校」などに対し、政府への不安や不満、失望の声が漏れ始めています。
そうした「声」が大きくなると「爆発」し、「争い」を生み出します。
海外に目を向けると、覇権を巡る「アフガニスタン紛争」は泥沼化し、多くの死者が出ています。
まさに世の中は「真っ暗闇」です。これらは「全て人間の煩悩」から起こされた「愚かな営み」であります。
親鸞聖人の『正信偈』には「煩悩によって眼が遮られ、見えないけれども、み佛の大きな慈悲は、常に私を照らしたもう」とあります。
こんな時代だからこそ、み彿の大きなお慈悲に気付かせていただき、煩悩の闇路を照らす「み彿の智慧」に導かれて、強く正しく生きなければなりません。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
・彼岸会法座 9月20日(月曜日)午前9時30分~
マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
コメント