家庭法座 No.253 号
嵐でも み佛さまと 共ならば
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この句は、乳癌の手術で入院中の作者が、
その心境を詠まれたものだそうです。
冒頭の「嵐」とは「心の嵐」のことなのです。
突然の病で、不安と孤独が襲い、
心が嵐のようになってしまった。
誰も、当てにも、頼りにも、ならない。
しかし、そんな心境の中で、
日頃、お聴聞されていたことを思い出します。
作者の心に「み佛さまと一緒なんだ」という思いが、
どれほど大きな支えとなったことか。
尚、この句の作者は、現在もお元気に活動されています。
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今月の行事 特別講座
6月5日(日曜日)午前9時30分より
講題:自死(自殺)について考える
講師:教学伝道研究センター研究員
京都自死・自殺相談センター代表
竹本 了悟 先生
今月の行事 常例法座
6月20日(月曜日)午前・午後
どなたでもお参りください。
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