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2014年10月 1日 (水)

家庭法座 No.293 号

病む妻と 老いたる吾を つつむ秋

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元来、「つま」は男女に関わらず配偶者を指し、「夫」と書いて「つま」とも読まれる。

やがて、男性から女性の配偶者、または、恋人を指す言葉となり、現代では主に夫が女性の配偶者を指す時の称として「妻(つま)」が用いられるようになった。

ところで、せっかく結婚しても、若いうちに配偶者が死ぬなどで、夫婦ともども70歳、80歳まで長生きする例は、長寿時代の現在でも、そうざらにあるわけではない。

たとえ両人とも長命であっても、揃って元気とは限らない。眼も耳も悪くなり、身体の自由がききにくくなる。

果ては一方が、時には両方が、病み、寝込む。それが「老齢」というものだ。

何事も始めがあれば、終りがある。

その終りの日々が安らかで、出来るだけ幸せであるためには、お寺へお参りし、仏法聴聞によって、お念仏をいただくことが何より大切である。

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Houza_no293

今月の行事案内

・報恩講法要 10月20日(月曜日)午前&午後
・お勤め教室 10月28日(火曜日)夜7時より

どなたでもお参りください。

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