家庭法座 No.301 号
この悪人 み法の慈雨も 蓑で避け
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親鸞聖人は「お正信偈」の中で「大悲無倦常照我(だいひむけんじょうしょうが)」と述べられています。
これは、「み仏のお慈悲は飽きもせず、常に私を照らしくださる」と「み仏のお心」に感動しておられるのです。
み仏のお慈悲に気付かぬ私たちは、み仏に背を向け、逃げまわっています。
ちょうど、「親不孝な子が、降り注ぐ親の愛に気付かず、親に反抗し、親を無視し、親から逃げまわっている」のと同じようです。
ですが、親は飽きもせず、子の事を思い患い、自分の愛を受け入れてくれるよう願ってくれています。
私たちの本当の幸せは「み仏のお慈悲に気付く時」に始まるのです。
それが「お念仏」です。
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今月の行事案内
・勤行練習 6月17日(水曜日)夜7時より
・常例法座 6月20日(土曜日)午前&午後
どなたでもお参りください。
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