家庭法座 No.342 号
気づかねど お慈悲の中に 我も生き
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親鸞聖人の御一生は、苦労の連続でした。
幼い時に家族離散の後、比叡山での修行、越後へ流罪、関東各地の巡錫、晩年の京都での仮住居など。
しかし、常にみ仏の大きなお慈悲の中に生かされていることを、お念仏もろともにお喜びになりました。
私たちは今、衣食住はもとより「平和」という点でも、人類史上かつて無い恵まれた生活を楽しみながら、かえってお慈悲がわからなくなっています。
勿体ないことですネ。
煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我
煩悩に眼をさえられて見えずと雖も、大悲あくことなく、常に我を照らしたまう。
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今月の行事案内
・常例法座 11月20日(火曜日)午前&午後
どなたでもお誘い合わせお参りください
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