家庭法座 No.375 号
佛の恩 ついうかうかと 忘れがち
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私たちは、毎日、どのようにして生きているのでしょうか。
服を着て、ご飯を食べて、家に住んで…、確かにそうです。衣食住の無い生活は考えられません。
しかし、生きてゆくためには、もっと大切なものがあります。それは「空気(酸素)」です。
私たちは、体内に酸素を取り入れるために、絶えず呼吸をしているのです。
息を吸い込むことで、肺に空気を送り込み、空気中の酸素を血液中に取り入れています。
また、息を吐き出すことで、血液中から出された二酸化炭素を肺の外へ送り出しています。
この繰り返しによって、私たちは生命を保っています。
もしも、「心停止」や「呼吸停止」など、3分間程度と僅かな時間でも、脳への酸素供給が絶たれると、脳の細胞は死んでしまうそうです。
そんな大切な「空気」のことを、私たちは忘れがちです。
もう一つ大事なこと、それは「彿さま」を始め、「多くの人々や物のおかげ」で生きているということです。
東京五輪代表選手が「今の自分があるのは、親や先生を始め、多くの方々のおかげです」と語っていました。
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・お盆(総墓法要) 7月14日(水曜日)午後7時00分~
・常例法座 7月20日(火曜日)午前9時30分~
※椅子タップショーがあります。
マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
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