家庭法座 No.388 号
聴くほどに おのずと知れる 仏心
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
暑中お見舞い申し上げます。
このお盆の時期、暑さをいとわず、お墓は参詣される人で賑わいます。
祖先を敬う「心の美しさ」を感じることのできる「ひとこま」です。
しかし、「お墓参り」と共に忘れてはならないのは「お聴聞(ちょうもん)」です。
この「お聴聞」とは、お寺へお参りし、仏さまのお話(ご法話)を聞かせていただくことです。
理屈抜きの「祖先崇拝」も、決して「悪いこと」ではありません。
ただ、「先祖を思う心」が真実ならば、今こそ、我が身をば、「厳しい聞法の座」に置くべきであります。
そして、「み教え(お念仏の救い)」に耳を傾け、「立派に生きる道」を求めるべきでありましょう。
これこそが「祖先崇拝の行」であります。
一度より二度、三度と「お聴聞」が重なるにつれて、「真実の親心の偉大さ」と「我が身の幸福」とが、いよいよ深く知らされるに違いありません。
どうぞ、お寺にお参りなさってください。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
・布教大会 8月20日(土曜日)午前9時30分~昼前
マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
コメント