家庭法座 No.398 号
法を得て 佛の国に 里帰り
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人の世は無常です。いつ、どこで、どんな形で、死を迎えるか分かりません。
特に近頃は「事故」や「事件」に巻き込まれて亡くなったり、病床で「ただ死を待つ人」も少なくありません。
治癒の見込がない人が「望ましい死」を迎えられるよう「ホスピス」とか「ビハーラ運動」なども盛んです。
しかし、私たちの浄土真宗には昔から「平生業成(へいぜいごうじょう)」という教えがあります。
若い人でも、老人でも、お念仏を喜ぶ人は、誰でも、どこででも、強く明るく生き抜くことができます。
死に臨んでは、まるで「親元へ帰る」ような安らかな気持ちで「彿の国」に生まれて往くのです。
今、私たちは改めて「念彿の教え」の意味を深く考え直す必要がありましょう。
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行事案内
・常例法座 6月20日 午後1時半~
マスク持参の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
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