世界遺産 西本願寺 10年大修復を追う
世界遺産の西本願寺(京都)に建つ御影堂(ごえいどう)。幅62m、高さ29m、11万5千枚の瓦が載る大屋根は総重量3千t。750畳敷きの堂内に3千人以上の門徒を収める世界最大級の木造建築です。
江戸時代1636年に建てられた重要文化財の御堂は、巨大さゆえに傷みも激しく、1999年から10年、57億円をかけた「平成の大修復」が進められてきました。
NHKではこの「歴史建築の修復としては空前絶後」と言われる事業を、独占密着撮影。今年4月の完成まで、年1本のハイビジョン特集、計10本で放送してきました。
本番組は、この大修復の10年にわたる壮大な記録をまとめた 前後編 計2本の総集編です。
前編では、未曾有の巨大建築の大屋根や土壁、巨大鬼瓦等の再生に挑む 平成の職人たちの格闘などが放映されます。
後編では、宗祖・親鸞聖人の像を収める金色の大厨子、咲き誇る蓮花で埋め尽くされた巨大な障壁画、柱や欄間を飾る龍に蝶、飛天といった極彩色の彫刻など、御影堂内部によみがえった光と色彩あふれる美の世界などが放映されます。
前編 巨大建築への挑戦
BShi ハイビジョン特集 9月 5日(土曜日) 午後8:30~10:00
後編 よみがえる美の殿堂
BShi ハイビジョン特集 9月12日(土曜日) 午後8:30~10:00
どうぞ、皆さん、お見逃しなく。
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