”聞く?”の花 満開
秋真っ盛り!
いたる所で、菊の花が咲き誇っています。
毎年、文化の日に見ごろになるよう、手入れをして、菊の花をお届けくださる方があります。
どうです? きれいでしょう。
菊を育てられた方に、「何が一番大事か」を尋ねると、なんといっても「土作り」だそうです。
もちろん、日照時間、水、消毒、肥料なども大事で、泊りがけの旅行などへは、気になって行けないそうです。
「幾たびか お手間かかりし 菊のはな」
300年も前に生きた「加賀の千代女」の歌が身につまされます。
花でさえこうなのです。まして、人ならなおさらです。
人が人として生まれ、人として育ち、仏法を聞く(菊)身になるには、どれほどの「お育て」と「お手回し」があってのことでしょうか。
そして、「法を喜び、有難う、お陰様と手をあわす日暮ができる」
これを「不思議」というのでしょう。
各お寺で 報恩講が勤まれていることでしょう。
本堂のなかは、きっと「聞くの花」で満開でしょう。
そうあってほしいな
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