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2010年3月 2日 (火)

浮かれ 舞って 春を呼ぶ

例年になく穏やかな天候のもと、27、28日の両日開催の「勝山左義長まつり」が無事終わりました。

なんと、例年は6万人前後の観客なのに、今年は11万人もの大勢の観光客で賑わいました。

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賑わいの様子

福井市美山町の有名人「たごさくさん」や、4年前から「勝山の左義長」と「おろしそば」にぞっこん惚れこんで下さっている「椎名誠さん」、勝山出身のバレーボールの「三屋裕子さん」らが、それぞれ40人ほどのお仲間を連れて来て下さいました。

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下後区で餅つきをされる たごさくさん

椎名さんは「左義長大使」を、三屋さんは「健康大使」を引き受けて下さり、勝山をおおいに宣伝してくださることになったそうです。

私も三屋さん一行の案内を仰せつかったので、左義長のやぐらめぐりをしました。

普段は、地区のやぐらの往復で精一杯なので、こんな機会でもないと他のやぐらを見て回れませんでした。

三屋さんの主催する「健康寺小屋」のみなさんは、三屋さんから聞くだけでは、左義長のイメージがわかず、 実際に見て、こんなに明るくて、エネルギッシュな祭りとは思わなかったそうです。

北国の冬のまつりが、そこぬけに陽気で、見る人を楽しませてくれるとは、と感激ひとしおのご様子です。

行くやぐら、訪ねるやぐらで、その歓迎ぶりがすごく、地元の私でさえ暖かくなりました。

12のやぐらのうち、上郡のやぐらに上がってもらい、実際に太鼓をたたき、浮かれてもらいました。このまつりは、「たいこをたたく」とは言わず「浮く」といいます。

さすが、みなさん恥ずかしがらずに、おおいに浮かれておられました。

その後 頂いたきりたんぽは、最高でした。ごちそうさまでした。happy01

3時間ほどの案内でしたが、とても和やかに過ごすことができました。送迎の場所が、我が家の真横だったので、お寺掲示板の文面で花が咲きました。

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夜も見れるようにライトアップされた掲示板

なんと、この掲示板の照明は、左義長の前日に取り付けていただきました。

今月の言葉、相田みつをさんの「そのうち そのうち……」は、三屋さんの健康寺小屋で、教室の最後に皆さんでご唱和なさる詩だそうです。

「なんでここに?」などと不思議なご縁を感じた次第です。「体の健康と同じくらい心の健康が大事だ」と、意気投合してお見送りしました。

みなさんの「来年は、最終日のどんどやきに来たいね」という言葉を信じ、再会を楽しみにしている私です。