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2010年4月 2日 (金)

前住職の13回忌

実家寺の浄仙寺にて、前住職の13回忌を勤修しました。

子供、孫達、村のお同行のお参りではありましたが、亡き人を偲び、我が命の行方を聴かせていただくよきご縁となりました。

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プロジェクターで前住職の生涯を

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母を囲んで

子供が4人ともお寺に縁づき、法務に携わっていることが、何より亡き父(前住職)は喜んでいてくれていると思います。

子供達がお勤めをし、父を偲んで法話をしてくれる姿を、嫁の私が見ても「嬉しいこと」と思えます。

お勤めには、東北教区教務所長も遠路はるばる駆けつけてくださいました。午前の法話は住職と若が、午後の法話は兄と弟がお取り次ぎしてくれました。

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法話をする住職です

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法話をしてくれた住職の兄です

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法話をしてくれた住職の弟です

今回一番のサプライズは、父の一生涯を映像を通して表わしたことです。映像は、M氏にお願いして、父の古い写真をDVDにストーリー化していただきました。

スクリーンに映し出される突然の前住職の姿に、誰もが「懐かしさ」と「思い出」がよみがえってきて、ほのぼのと暖かい法事になりました。

ふと「私の法事にも、子供や孫たちが集まり、ああだった、こうだったと、にぎやかに楽しく語らってくれるといいなあー」などと思っていました。

ご門徒さんに「法事は大事ですよ」と言いながら、簡略化、簡素化の波に押され「ご時世ですね」で済ませておりましたが、こうして「やって、見せて、伝えていくことが大事なんだ」と、あらためて知らされました。

法事は、自分のためだったんですものね。

追伸:DVD作成を快く引き受け、すばらしいものにしてくださった
   M氏に感謝!感謝!
   いつもご無理を聞いて下さってありがとうございます。