前住職の13回忌
実家寺の浄仙寺にて、前住職の13回忌を勤修しました。
子供、孫達、村のお同行のお参りではありましたが、亡き人を偲び、我が命の行方を聴かせていただくよきご縁となりました。
子供が4人ともお寺に縁づき、法務に携わっていることが、何より亡き父(前住職)は喜んでいてくれていると思います。
子供達がお勤めをし、父を偲んで法話をしてくれる姿を、嫁の私が見ても「嬉しいこと」と思えます。
お勤めには、東北教区教務所長も遠路はるばる駆けつけてくださいました。午前の法話は住職と若が、午後の法話は兄と弟がお取り次ぎしてくれました。
今回一番のサプライズは、父の一生涯を映像を通して表わしたことです。映像は、M氏にお願いして、父の古い写真をDVDにストーリー化していただきました。
スクリーンに映し出される突然の前住職の姿に、誰もが「懐かしさ」と「思い出」がよみがえってきて、ほのぼのと暖かい法事になりました。
ふと「私の法事にも、子供や孫たちが集まり、ああだった、こうだったと、にぎやかに楽しく語らってくれるといいなあー」などと思っていました。
ご門徒さんに「法事は大事ですよ」と言いながら、簡略化、簡素化の波に押され「ご時世ですね」で済ませておりましたが、こうして「やって、見せて、伝えていくことが大事なんだ」と、あらためて知らされました。
法事は、自分のためだったんですものね。
追伸:DVD作成を快く引き受け、すばらしいものにしてくださった
M氏に感謝!感謝!
いつもご無理を聞いて下さってありがとうございます。
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