すこやかフェスタ
昨日の午前9時30分から午後2時30分まで、勝山市社会福祉協議会主催による「福祉すこやかフェスタ」が開かれ、いろいろな催しがありました。
・展示コーナー
・相談コーナー
・体験コーナー
通路いっぱいに、所狭しと、いろいろなコーナーが設けられています。
また、体験コーナーでは、陶芸、バルーンアート、手織り、足つぼマッサージ、ネイルアートなどがありました。
その体験コーナーの中でも、特に人気だったのは、そば、冷やしうどん、焼き鳥、かき氷、餅、フランクフルトなどの模擬店です。
雨にもかかわらず、大勢の人で賑わっていて、「お聴聞にもこれだけの人が来て下さればいいのに」と、うらやましいかぎりでした。
ホール企画では、式典の後、子供たちの自立を支援するフリースクール「はぐるまの家」を運営する坂岡嘉代子さんによる講演がありました。
講演の前には、坂岡嘉代子氏が今から31年前、障害者や非行少年のために結成された「和太鼓グループ はぐるま」による演奏がありました。
講演では、実子と分け隔てなく、さまざまな事情を抱えた子供たちを預かり、太鼓演奏を学ばせながら、更生のお手伝いをされる坂岡氏の情熱に感服いたしました。
坂岡氏は
一番に、実の親に、自分の演奏を見てもらいたいはず
それすらもかなわない子供たちにの前で
今日は、会場の皆さんが、この子たちの親になったつもりで
聞いてやってください、と挨拶した時
子供たちはすばらしい演奏をしてくれた
そんなことも聞かせてくださいました。
親なれば、子供の晴れ舞台を、どうして見に行ってやらないのか。怒りすら覚えました。
いくら観客が多くても、たった一人の母に見てほしいに違いありません。
10億の人に 10億の母ありなんも
我が母にまさる 母ありなきや
子捨てし親あり 親殺せし子あり
されどこの親子見捨てし 如来ましまさず
そんな言葉が、私の胸に浮かんできます。
ホール企画の二部では、小、中、一般による手話コーラスが披露されました。
各学校の福祉手話クラブの生徒たち総勢約100名が合同で、手話を入れながら歌われます。
私は、その時の歌のお手伝いをさせて頂きました。
今年の課題曲は、天才画家、山下清のテレビのテーマソング「野に咲く花のように」で、とてもいいのです。
一句、一句、噛み締め、確かめながら、手話をしてくれました。
ホールいっぱいに広がって、今年のテーマ「つないだ手、ぎゅっとにぎって、笑顔の輪」のとおり、笑顔が広がって行きました。
心の大切さを再確認させられる一日でした。
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