娘よりの暑中見舞い
若者を中心に年賀状や寒中見舞い、暑中見舞いなどの「挨拶を記したハガキを出さなくなってきた」と聞きます。
出したとしても、メールで挨拶をするぐらいが関の山なのでしょう。
なのに今日ポストを開けると、なんと「便りがないのは無事な証拠」という言葉どおりの関係の娘から封書が届いています。
ここ最近、娘から私へちょくちょく携帯に電話が入り、仕事の悩みやアドバイスを求められ、なんだか楽しいひと時を過ごしておりました。
しかし、今日は携帯ではなく封書です。ドキッとして封書を開けてみると、中には可愛いい暑中お見舞いの「手づくり風鈴」が入っていました。
それは、今年の異常なまでの暑さに閉口していたところへ届いた「涼しい便り」でした。
娘は、何年も回り道をして「おかあさん、私、子供相手の仕事がしてみたい」と言って、今の児童館に勤めるようになった。
そのときは、「今更なん? もう結婚の時期でしょう」と言いたかったけど、「子供がやっと見つけた道を進むのもいいかなあ~」と思い、見守ることにしました。
私が「今日は園児の参拝があってモー大変、この歳でハイテンションでこんなお話や紙芝居や手遊びして‥‥」と話していると「お母さん楽しそうやね」と言ってくれる。
そうかも?‥‥‥。
2~3年前まで、子供の前では「お姉さんはね」と、みんながいぶかしそうにしているにもかまわず、断固「お姉さん」を通していました。
なんの疑いもなく、断固として「まだお姉さんで通じる」と思っていたのです。
それが、50の大台に乗ってから、いつしか「おばちゃんはね」に変わっているのに気づいた時のショック!ショック!ショック!‥‥‥。
でも、人はすぐ慣れるものですね。今では「おばちゃん」でも「おばあちゃん」でも、すんなり自分から使いこなしております。
先ずはともあれ、「娘といろんな話ができる」、「娘と共有できる話題がある」というのが、何よりの楽しみとなりました。
娘には、「もうぼちぼちステップアップした話もいいかな~」と期待もしているのですが‥‥‥。
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