親心&子心
先日、京都で生活する長女、また、大阪で生活する二男の近況確認も兼ね、一泊で出かけてきました。
親元を離れた生活を送る子供たちの様子は、気にはなっていたのですが、なかなか時間が取れず、今回の訪問になってしまいました。
夕方、長女の仕事が終わる時間に合わせ、京都駅に到着。少し時間があったので地下のポルタ街(京都駅前地下街)を散策します。
せっかく京都へ来たのですから「何か私に合うものでもあれば」と、目を光らせ物色するのですが、どれも若い世代層ものばかりで、も~ガッカリ。
イヤ、「品揃え」よりも「金額」の問題がひっかかったのかも知れません。「私には、しまむらがある!」と慰め、ポルタ街を後にしました。
娘と近くの店で夕食を済ませ、一緒にマンションヘ 京都駅から地下鉄で一駅です。駅からはしばらく歩きます。
都会へ行くと、いつも思うのですが、皆さん本当によく歩かれます。勝山の皆さん以上に歩かれると思いますよ。
都会の人に道順を尋ね、「歩いてすぐそこ」と言われ、実際に歩いてみると、20分かかることもざらにあります。
田舎の人は、都会の人に比べ、歩く距離が少ないように思います。やっぱり、田舎の人は、目的地までの移動に自家用車を使うからなのでしょうね。
都会は、交通のアクセスは便利にできているのですが、階段を登ったり、降りたりにも疲れ、それ以上に人混みを歩くのにも、グッタリ疲れます。
ホトホト、「私は都会の生活に向いていない」と思いました。
長女の狭い一部屋で一泊。長女と二人で寝るのは、ホーンと何年ぶりかな。長女は、肩を揉んでくれたり、気遣う言葉をかけてくれたりします。
そんな長女に、「何か下心でもあるのかな?」と思う私は、「まだまだ長女を一人前の大人と思っていない証拠」なのかもしれませんね。
というより、どんなに歳を取っても「親は親」、「子は子」なんでしょうね。50を超えた私も、未だに田舎の父より心配されている身です。
翌日は、長女の仕事場を見ることにし、一緒に付いていきました。通勤は、これまた「歩いた方が便利だから」と、30分近く歩いて仕事場へ向かいます。
都会の景色を右に左に曲がり、長女とアレコレ喋りながらの歩きは、またおつなもので、良い想い出となって残りそうな気がしました。
長女は、「子供と関わる仕事に就きたい」と、児童館に勤めるようになって2年目です。その長女の仕事場が、ビルの3階にあることに驚きました。
子供たちは、テラスで外遊びもできるようになっています。なるぽど、でも、泥んこ遊びは、やっぱり無理でしょう。
でも、自然がいっぱいで、泥んこ体験できる勝山であっても、制限がたくさんあって活用できていない所も沢山ありますものね。
先輩先生にご挨拶をし、子供たちが多くならないうちに、長女の仕事場を後にしました。(まっ、なんとか勤まっているようです)
続いて二男の所です。京都駅から大阪へ電車で向かいました。二男の所は、初めてなので興味津々です。二男は駅まで迎えに来てくれていました。
私は、「お昼をどこかで」と思っていましたが、二男が「休みの時ぐらいは、ゆっくり部屋で」というので、スーパーで食材を調達しました。
スーパーから二男の住むマンションまでは、これまた歩きです。15分ほどかかりますが、「コレでも条件の良い方」とのことです。
二男の部屋で、先ずはご飯作りです。狭くて小さな台所は、まるで「ママゴト」のようで、私の腕の振るいようもなく、簡単な「トン平」を作ることにしました。
この「トン平」は、信じられないくらいキャベツが食べられ、「ヘルシー」かつ「簡単料理」なのです。
何とか小さな台所で「トン平」ができました。二男とは、久し振りの食事でしたので、二男とゆっくり箸をすすめる時間は、本当にいいものでした。
昼食後、のんびりする間もなく、掃除に洗濯、買い物と、アッという間に時間は過ぎます。
夕方には電車に飛び乗り、9時前には家に到着という、なんと便利な親子の距離間なのでしょう。
アァ~、それなのに、子供たちのところへ行く当日までは、「時間がない、時間がない」と、延ばし延ばしにしていただけなのです。
私が、その気に、ただ決断ができなかっただけなのですよね。何事も、あまり力まず、肩の力を抜いて参りましょう。
また、息抜きに、子供たちのところへ行こう!っと
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