お寺で遊ぼう
勝山公民館の主催にて「お寺で遊ぼう」という「子供向けの夏休みイベント」を企画し、市内の子供たちの参加を募りました。
そして、22日、西宮寺を会場に開催された「お寺で遊ぼう」には、子供と大人を合わせて約25人の参加がありました。
前日、職員の方々が会場の準備に来られ、私も一緒に「流しそうめんの樋」や「休憩テント」の組み立てのお手伝いをさせていただきました。
本物の青竹を縦に割って連結した「本格的な流しそうめん」は、子供たちにとって貴重な体験となることでしょう。
お昼すぎ、子供たちの受け付けから、いよいよ「お寺で遊ぼう」のイベントが始まります。
受け付けを済ませたら、各自名札を付け、それぞれ自己紹介の後、仏さまへお参りです。
本堂で住職の法話に引き続き、坊守が「エコ教室」の一環で「牛乳パックで作る小物入れ」を指導させていただきました。
エコ教室の後は、境内でスイカ割りです。
さあうまく当たるかな?
キャーダメー ダメだって!
もっと右、違う違う左だって!
みんな賑やかに笑いが絶えませんでした。
スイカを食べた後は、お寺の中の清掃奉仕です。皆、負けじと一生懸命に雑巾で拭きあげてくれました。
一汗かいた後は、お風呂です。近くの銭湯に行きました。裸のおつきあいですね。
銭湯で心身共にさっぱりしたら、夕食はお待ちかねの「流しそうめん」と「カレーライス」です。
夕食でお腹いっぱいになった後は、お隣の尊光寺さんへ「顕如講(本願寺第十一代宗主)」のお参りです。
毎年、この8月22日には、尊光寺さんにて顕如上人の法要が勤まり、30軒近くの露天商も軒を並べます。
子供たちは、尊光寺のご住職より「顕如講のいわれ」について説明を受けました。
尊光寺さんを後にしますが、やっぱり露店の誘惑には勝てず、少し覗いてから西宮寺へ戻ります。
そして、西宮寺では、子供たちを迎えに来られたご父兄方も、子供たちと一緒に坊守の「読み聞かせ」と「講話」に耳を傾けてくださいました。
坊守は、「今日の尊いご縁」から、親子が仏さまの前で手を合わすことができたことの素晴らしさについて話してくれました。
坊守の読み聞かせの後は、子供たちみんなで恩徳讃を歌って、今年の「お寺で遊ぼう」は終了となります。
夜8時、全日程を終えた子供たちは、感動をいっぱい持って帰宅しました。
勝山公民館の職員の皆さん、本当にお疲れさまでした。
今回はすばらしい企画を立ててくださり、有り難うございました。感動と元気と笑顔をプレゼントしてもらった気分です。
お寺が子供たちの「元気な声」と「明るい笑顔」でいっばいになり、阿弥陀さまも喜んでくださっています。
皆さん、「ようこそ、ようこそ」でした。
おかげさまで、本願寺が提唱している「キッズサンガ」を実践することのできた尊い1日となったことです。
南無阿弥陀仏。合掌。
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