家庭法座 No.308 号
念仏の 声に輝く 今朝の空
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謹賀新年
平成28年が明けました。
初詣は、お寺へお参りされましたか?
家のお仏壇へもお参りされましたか?
そして、お念仏は称えられましたか?
ここ勝山市内にも「旧跡」や「由緒」が多数あり、「本願寺中興の祖」と仰がれる「本願寺第8代宗主の蓮如上人」は、ご門徒方に書き与えられた「御文章」の中で、次のように述べておられます。
それ、南無阿弥陀仏と申す文字は、
その数わづかに六字なれば、
さのみ功能のあるべきともおぼえざるに、
この六字の名号のうちには
無上甚深の功徳利益の広大なること、
さらにそのきはまりなきものなり。
(5帖目13通 六字名号、無上甚深)
文字で書けば「南無阿弥陀仏」は「六字」です。
その「六字」は「ただの文字」ではなく、広大な「無上甚深の功徳利益」を「文字の形」で現されたものなのです。
そして、この「南無阿弥陀仏」とは、「只今、必ず、貴方を救うから、私を頼んでおくれ」との「阿弥陀如来さまの『お心』そのもの」であり、「阿弥陀如来さまからの直接の呼び声」なのです。
その「今、正に、助かる」との「無上甚深の功徳利益」は、声に出して「南無阿弥陀仏」と称えることによって「響き」となり、貴方の「耳」を通して「心」へ届くのです。
ですから、お念仏は、声に出して称えましょう。
耳に届くお念仏は、「どのような境遇をも、受け入れられる力」となって、新しい年も、貴方の上に輝くことでしょう。
南無阿弥陀仏
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今月の行事案内
・元旦会法要 1月 1日(金曜日)午後2時より
・御正忌法座 1月20日(水曜日)午前&午後
どなたでもお参りください。
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