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2016年8月 1日 (月)

家庭法座 No.315 号

去り往きし 人なつかしき 石塔の影

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春と秋のお彼岸と共に、この「お盆の時期」は、お墓参りをする季節です。

この世の縁が尽きて亡くなった方は、み彿の手に抱かれてお浄土に生れます。

ですから、亡き方はお墓の下におられるわけではありません。

お墓は亡き方の身体の一部分である遺骨を大切に納めたり、永く名を残すための場所であります。

しかし、「故人が建てたお墓」へ、「故人と一緒にお参りしたお墓」へ、「故人を偲んで建てたお墓」へお参りするたびに、在りし日の故人が思い出されます。

永遠に生きたいのに、私たちは、皆、何時か死ななければなりません。

悲しいことですが、愛する人と別れねばなりません。

だからこそ、今生きている、生かされている幸せを噛みしめながら、人生を立派に生き抜きたいものですね。

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Houza_no315

今月の行事案内

・常例法座 8月20日(土曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

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