家庭法座 No.329 号
聖人の ご苦労偲ぶ 報恩講
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幼くしてご両親と死別された親鸞聖人は、9歳で出家得度をされ、その後、約20年間にわたって比叡山で仏道修行に励まれました。
29歳で「念仏の法門」に入られ、35歳から60歳を過ぎる頃まで、家族と共に、越後や関東の地で「他力念仏の教え」をお広めになりました。
そして、84歳から85歳頃まで、沢山の書物を書き残され、後の世の私たちをお導きくださっています。
今、世の中は、一見すると「平和」で「繁栄」しているように映りますが、これほどに「人心が荒廃した時代」はありません。
それは、皆が「我利我利亡者(がりがりもうじゃ)」だからです。
そんな世の中だからこそ、私たちは「自利利他」の「お念仏の心」をいただき、「本当に立派」と言える人生を歩まねばなりません。
私たちのために90年のご生涯をご苦労くださった「親鸞聖人のご恩に報いる仕方」、それが「報恩講」であります。
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今月の行事案内
・報恩講法要 10月20日(金曜日)午前&午後
親鸞さまのご法事です。
どなたでもお参りください。
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