家庭法座 No.351 号
無明ゆえ 招く破滅に 気もつかず
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
仏教では「無明」の「明」という字は「智慧」を表します。
ですから「無明」とは「無智」という意味になります。
具体的には「欲」と「怒り」、「愚痴」などの「煩悩」になります。
つまり、「自分本位の考え方」を指します。
私たちは大抵、自分を「実際以上に賢い」と思っています。
しかし、実はそれほどでもないのです。
よく考えずに言ったり、行なったりすると、しばしば失敗をします。
よく考えたつもりでも、つい自分本位の考え方が強く出たり、他人を無視していることがよくあります。
それが原因で、知らず知らずの間に自分の足下に破滅の穴を掘ることも少なくありません。
仏さまの教えをよく聴いて、自分の心の本当の姿に気付かせていただきましょう。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
今月の行事案内
・お盆法要 7月14日(日曜日)夜7時より
・常例法座 7月20日(土曜日)午前&午後
どなたでもお誘い合わせお参りください
コメント