家庭法座 No.383 号
亡き人も 日々に参詣 この御堂
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私(住職)が使っている「輪袈裟」と「数珠」は亡き父が愛用していたもの。
それぞれ、私なりに「思い出」があります。
お内仏の「御本尊」も、父が一番大切に思っていた仏さま。
それら一つ一つが「父の形見」です。
いや、「形見」と言えば、私の身体は父や母が、私の一生涯のために作り、残してくれた「形見」に他なりません。
心もそうです。
皆さんも「お寺」や「お墓」にお参りされるのは、「亡き人の導き」によって足を運ぶことだと思います。
お彼岸の法座にお参りされ、自分の心の奥底を見つめ、行く道を聴聞されたところが、つまり、「形見」です。
だからこそ、お参りになって、故人をお偲びください。
本堂は、子や孫のために、貴方が「形見」を刻みつけるところですね。
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・彼岸会法座 3月20日(日曜日)午後1時30分~
マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
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