家庭法座 No.395 号
聴くほどに おのずと知らる 仏心
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蒔けよ蒔け 仏の種も 彼岸から
このような詩があります。
寒い冬が過ぎてやがて「春のお彼岸」を迎えます。
墓地はお参りの人々で賑わい、祖先を敬う「心の美しさ」が感じられる期間です。
しかし、「お墓参り」と共に忘れてはならないのは「お聴聞」です。
理屈抜きの「祖先崇拝」も悪いことではありません。
ただ、その「先祖を思う心が真実」ならば、今こそ我が身をば「厳しい聞法の座」に置くべきでありましょう。
そして、「み教え」に耳を傾け、「立派に生きる道」を求めるべきでありましょう。
これこそ「祖先崇拝の行」であります。
一度より二度、三度と「お聴聞」が重なるにつれて、「真実の親心の偉大さ」と「我が身の幸福」とが、いよいよ深く知らされるに違いありません。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
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行事案内
・彼岸会法座 3月20日 午後1時半~
マスク着用の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
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