家庭法座 No.403 号
他人を見て 我が心根を 問いなおす
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諺に「他人のふり見て我がふり直せ」とあり、その「意味」は、次のようになります。
他の人の芳しくない行いが目についた時は、それを「非難」するよりも、まず「自分自身もそうなのではないか」と反省をし、自分の行いを正すべきである。
他の誰でもが気が付いているのに、当の本人だけが「欠点に気付かない」ということは、世の中で往々に見られることです。
人生を立派に生きるために「反省」は無くてはならぬ「心掛け」であります。
親鸞聖人は「無慚無傀のこの身」とか「煩悩具足の凡夫」と仰いました。
これは、親鸞聖人が「教え」によって深く自分を見詰めた結果、もらされた「尊い言葉」です。
崇高な宗教は必ずこの「反省」が伴うものであります。
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行事案内
・常例法座 11月20日 午後1時半~
マスク持参の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ感染状況で休座する場合もあります)
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