家庭法座 No.408 号
釈迦は慈父 弥陀は慈母なり 花御堂
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4月8日は「お釈迦様が誕生された日」になります。
別名、「花祭り」とか「灌仏会(かんぶつえ)」などとも呼ばれ、全国各地のお寺で「お釈迦様の生誕をお祝い」します。
お釈迦様は生まれてすぐに「7歩」を歩まれ、『天上天下唯我独尊』と声高らかに「人間の尊さを謳いあげられた」と言われます。
この「7歩を歩まれた」とは「六道の迷いを超える」ということです。
お釈迦様は「迷い」を超えて「悟りの世界」に向かって生きる姿こそ「人間として一番大事なことである」と教えてくださったのです。
このように「お釈迦様が仰ったこと(教え)に耳を傾けること」が、「仏法を聞く」ということです。
お預かりするお寺の周辺では「お釈迦様の誕生をお祝いする4月8日頃」に「桜の花が満開」を迎えます。
この「桜の花」は、その「圧倒的な美しさ」で多くの人々を魅了しますが、突如として散ってしまいます。
人生は「予測不能」であり、どんなに「安定している」ように見えても「一変することがある」ということを知らされます。
たった一度の人生を空しく散って終わらせないためにも、今、お念仏の花を心に咲かせましょう。
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・常例法座 4月20日(土曜日)午後1時半~
マスク持参の上 どなたでも ご参拝ください
(※コロナ等の状況で休座する場合もあります)
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