年内最後の常例法座
早いもので、年内最後の西宮寺の常例法座が勤まりました。
有り難いことに、ここ勝山の市街では、12月の初めにまとまった雪が降って以来、ズーッと小康状態が続いています。
常例法座の当日の20日は、屋根の雪もほとんど溶けかけ、冬の時期には珍しく陽がさし、穏やかに晴れ渡りました。
しかし、いくら「晴れたから」とは言っても、耳が痛いほど外の風は冷たく、厳しい北陸の冬には変わりありません。
そんな中、40人近い方が常例法座へ足を運んでくださいました。本当に有り難い限りです。
今月の常例法座も、先月に引き続き住職の自勤で、「歎異抄の後序」について取り次いでくれました。
休憩時間には、あるご縁で知り合った〇馬さんと一緒に、参詣の皆さんへ歌をプレゼントさせていただきました。
曲目は、先ず、東日本大震災の復興テーマソングの「花は咲く」と、フランクシナトラの「マイウエイ」を。
続いて〇馬さんが「踊り子」をアカペラでしっとり聞かせてくださり、フィナーレは皆さんお馴染みの「青い山脈」です。
この「青い山脈」は、背中を「ドーン」と押してくれるパワーがあり、皆さんの心がひとつになるようで、全員での大合唱となりました。
皆さん、青春時代がよみがえってくるのでしょうか、僅かな時間でしたが、実に楽しいひと時となりました。
こうして今年もなんとか滞りなく、毎月の常例法座を勤め上げることができました。
私の力では無いのぉ~
仏さまに参らせてもろてるんやろのぉ~
毎座、毎座、お参りに来られる方々より掛けられるそんな有難い言葉に、大きく頷く私であります。
そして、大合唱した「青い山脈」のように、皆さんに背中を「ドーン」と押していただき、勤めることができたように思います。
本当にさまざまなご縁をいただき、ひとつ、ひとつが、「おかげさま」のこの一年でした。
皆さん、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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