先日20日に常例法座に出勤しました。九頭竜川の弁天桜がちょうど満開で、春らしい日になりました。
午前中のお座は住職が法話を2席、「歎異抄12条」についての話でした。
大変わかりやすく、それでいて教義をきちっとおさえている所は勉強になりました。そして、ご法義を味わうことができました。
私は、午後から2席、正信偈について御文を味わいながらお取次ぎさせていただきました。先日参加した音楽イベントの話もしました。
反省点は、1席目は時間通り話ができたのですが、2席目は時間通りだなと思って話してまとめたところ、15分ほどしか経っていなくて、短くなってしまったことです。
不思議なもので、だいぶ長い時間話したつもりでも、まったく時計の針が進んでいない事があるんですね。何回も何回も話して感覚を身に着けていかなければと思いました。
さきほど、「春のお御堂ライブ2012 ~うた、こえ、ひびく~」が無事に終わりました。
スタッフの方々、雅友会の方々、本当にご苦労様でした。
私は、「雅楽と声明」という法要に結集として出勤しました。ライトアップされたりして、普段の法要とは違う独特の雰囲気でした。
また、その後の音楽ライブでは「ナナ・イロ」さんと、「三浦明利」さんの演奏が聞けました。
ナナ・イロさんと三浦明利さんの鼎談では、被災地に音楽活動やボランティアで行かれた体験談が聞けて、本当に心に響くものがありました。
私は、被災地に赴いて実際に見て体験した事は無いので、えらそうな事は言えませんが、大切なのは、被災地の方の心に寄り添うことなんだなと改めて気づかされました。
また、三浦明利さんは「寺院はかつてその地域の文化の発信源であった、音楽を通じて教えを伝える事はごく自然な事で、新しいものを取り入れて仏法を伝えていって下さい」と話されました。
そして、ご自身の仏法の味わいを歌にされていて、分かりやすくありがたいなあと感じました。
今日は本当にすばらしいご縁をいただきました。南無阿弥陀仏。
今月の常例法座は大変でした。
父(住職)は県外出講と母(坊守)も法事で不在になった為に
従って、午前中の法座は、僕一人で務めることになりました。
過去に住職不在の時はありましたが、坊守も不在ですと、少し不安でした。
勤行と2席の法話をさせていただき、世話役さんのお世話もあって、滞りなく午前中の法座は終わりました。
今月の法話は、正信偈について味わわせていただきました。
普段から真宗門徒にとって馴染みの深いおつとめである正信偈を、「もっと知りたい」という声があったので、ご讃題に偈前の文をいただきました。
2席目には帰敬の御文、「帰命無量~」からいただきました。
聴聞される方が、寒い時期にもかかわらず30人以上来ていただいて、ありがたい事であります。
聞き上手というか、本当に熱心に聴聞されているので、こちらも一生懸命お取次ぎさせていただきました。
午後は、母(坊守)が出勤し、奥田順誓先生に御法話をしていただきました。
今月は慌ただしい常例法座となりました。
本日はK組のT寺様の報恩講に出勤しました。 お天気は昨日に比べると、うってかわって快晴になりました。
T寺様の在所は山中温泉であり、山中漆器のろくろを回している工房があります。
去年出勤した時は、工房を見学して木地をろくろで回しているところを見せていただきました。
私は今までろくろで回すのは、陶器作りの時だけのイメージがあったので大変驚きました。
さて、今日は御満座であります。 報恩講作法がお勤まりになりました。
本日満座で拝読された巻物は嘆徳文です。本山でも一月十六日の御満座で拝読されます。
この嘆徳文は、本願寺第四代善如上人の求めに応じて存覚上人が制作されたものです。
内容は親鸞聖人のお徳を讃嘆されたもので、他力の教えについてや、親鸞聖人ご流罪についてなど、生涯についても触れられた書物であります。
伝統的な読み方で拝読され、ありがたい御文でありました。
ご満座が勤まったあとは、家庭の報恩講に何軒かお参りして帰宅しました。
しかし、この寒い気候のせいか、風邪を引いてしまいました。
この時期は体調管理をしっかりしなければと反省であります(^^;)
今日、龍川組のR仙寺さまの750回大遠忌お待ち受けの法要が勤まりました。
報恩講のお付き合いの関係で、住職の代務で逮夜を出勤させていただきました。
午前中は、住職継職並びに、本堂修復慶讃法要が勤まり、住職が出勤しました。
私は逮夜からの出勤で庭儀にてお始まりでした。近くの寺院より出発して、市内を法中、ご門徒、稚児と行列を組んで歩いて行きました。
天気にも恵まれて、少し汗をかくぐらいの陽気でした。大勢の人々が見物していました。
かわいい稚児も元気に親と一緒に歩いていました。
そして庭儀はお寺に到着して、本堂内でいよいよ法要であります。
お逮夜は宗祖讃迎作法です。親鸞聖人の遺徳を讃えた和讃を唱えて、内陣を行道をして散華をしました。参詣者一同感動のお念仏でした。
このような大法要に出勤することは、五十年に一度の事なので良い経験をさせていただきました。多くのこと学ばさせていただきました。
ただ、法要が打ち上げ花火で終わってはならないと思いました。この度の法要を機縁として益々お念仏繁盛されることが大切だと思いました。
いよいよ明年は御本山で宗祖七百五十回大遠忌法要が始まります。
親鸞聖人が仰った「唯念仏して弥陀にたすけられまいらすべし」をよき人の仰せを聴聞させていただきます。
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