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2009年9月15日 (火)

寺族婦人移動教室

9月14日 10時~3時

昨日は、年一回の「坊守会の移動教室」でした。

県内、400弱ある寺院のうち、102名の寺族の方の参加は、さすが!

しかし、受け入れ寺院、組内の方は、それは大変であります。

手作りのパンフレットや看板、昼食の準備、来賓の接待など、いろいろな行事で慣れているとはいえ、厳しい坊守としての「批評の目」がひかります。

いつも、大変だっただろうなと、思うことです。

でも、打ち合わせることで、話し合うことで、組内の結束が強くなったり、問題点が見えてくることもあります。

午前の法話は、O氏の「お喚声の中で」のお話でした。

  ・O氏のお父さんが教誨師の頃のカナダの移民1世の方のお話

  ・どん底の生活の支えとなったお念仏のお話

  ・ご門徒さんのお母さんのがんを隠し通した息子さんと
   がんと知っていながら知らないふりを通したお母さんのお話

午後は、フルートとハープのデュオコンサートでした。

音色が何ともいえない癒しの音で、うっとり聞きほれていました。

実は、ハープの演奏者の広部さんとは、ひょんなことで知り合いとなり、月一回、ボランティアで音楽と文学のコラボレーション「ハープと愛読書に親しむ集い」を12月に勝山でする約束をしたばかりでした。

繫がるご縁を感じずには、いられません。

心地よい余韻を胸に帰路につきました。

ご準備いただいた皆さま、有難うございました。