寺族婦人移動教室
9月14日 10時~3時
昨日は、年一回の「坊守会の移動教室」でした。
県内、400弱ある寺院のうち、102名の寺族の方の参加は、さすが!
しかし、受け入れ寺院、組内の方は、それは大変であります。
手作りのパンフレットや看板、昼食の準備、来賓の接待など、いろいろな行事で慣れているとはいえ、厳しい坊守としての「批評の目」がひかります。
いつも、大変だっただろうなと、思うことです。
でも、打ち合わせることで、話し合うことで、組内の結束が強くなったり、問題点が見えてくることもあります。
午前の法話は、O氏の「お喚声の中で」のお話でした。
・O氏のお父さんが教誨師の頃のカナダの移民1世の方のお話
・どん底の生活の支えとなったお念仏のお話
・ご門徒さんのお母さんのがんを隠し通した息子さんと
がんと知っていながら知らないふりを通したお母さんのお話
午後は、フルートとハープのデュオコンサートでした。
音色が何ともいえない癒しの音で、うっとり聞きほれていました。
実は、ハープの演奏者の広部さんとは、ひょんなことで知り合いとなり、月一回、ボランティアで音楽と文学のコラボレーション「ハープと愛読書に親しむ集い」を12月に勝山でする約束をしたばかりでした。
繫がるご縁を感じずには、いられません。
心地よい余韻を胸に帰路につきました。
ご準備いただいた皆さま、有難うございました。
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