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2009年10月30日 (金)

う~ん、なるほど

10月30日

女性k会の勉強会にて、N氏のお話を聞きしました。
それは、次のような「鳩山総理の所信表明」でのお話でした。


創業者であるチョーク工場の社長は、昭和34年(1959年)の秋に
近所の養護学校の先生から頼まれて、2人の卒業生を仮採用しました。

毎日、昼食のベルが鳴っても、仕事を続ける仮採用の2人に
女性工員たちは、「彼女たちは、私たちの娘みたいなもの。
私たちが面倒をみるから、本採用にしてあげてください」と
社長に懇願したそうです。

それから、チョーク工場の社長は
次の年も、また次の年も、養護学校から採用されたそうです。

ある年、とある会でお寺のご住職が、その社長の隣に座られました。

社長は、ご住職に質問しました。
  「文字も、数も読めない子どもたちです。
   施設にいた方が、きっと幸せなのに
   なぜ、満員電車に揺られながら、毎日遅れもせずに来て
   一生懸命働くのでしょう?」

ご住職は、こうおっしゃったそうです。
  「物やお金があれば、幸せだと思いますか?」

そして、ご住職は、次のように続けられたそうです。
  「人間の究極の幸せは4つです。
     1.愛されること
     2.ほめられること
     3.役に立つこと
     4.必要とされること
   働くことによって”愛”以外の3つの幸せが得られるのです」

そして、これは、社長の実体験を踏まえた感想です。
  「その”愛”も、一生懸命
   働くことによって得られるものだと思う」


そうです。人は、認めてほしいのです。

人は、いつも

わたしだって頑張っているのに
どうして分かってくれないの。

こんなに悩んで、苦しくて
どうしてこんなにどんくさくて、ダメなのか。
こんな私を、まるごと認めてほしいと 思っているのです。

でも、大丈夫!
誰も分かってくれなくても、
仏様は、見てくださる、聞いてくださる、分かってくださる。

有り難うございます。 南無阿弥陀仏 paper