ああ、よかった
鍵をしっかり掛けてくれた三男坊から、「学校へ迎えにきてほしい」と連絡がありました。
大急ぎで高校まで行き、「熱が38度5分もある」というので、その足で病院へ直行。すぐ検査をしてもらいました。
私は、「明日は常例というのに準備は中途半端、新インフルエンザだとうつしてしまうかも知れないし、お参りは年配の方が多いし」と、頭の中でブツブツ、イライラ‥‥‥。
ふと「2~3年前もこんなことあったよな~。子供はどうして忙しい時に限って手がかかるようになっているのかしら?」と思う。
あの時も「朝から出かける」というのに、「具合が悪い」と言いだして、私は機関銃のように早口でまくし立て、小言を言いった覚えがある。
それは、「あれほど、この日はお母さんが出かける日だから、早く起きてどうのこうのと、何日も前から言っていたのに、何で~? 何で~?」と。
その時、私の小言をじっと聞いていた息子が、一言、「お母さん、僕のこと 心配でないんか?」と。
その言葉で「ハッ!」と我に返り、病院へ直行しました。
人は、イエ、私はすぐ自分の立場ばかりを優先して、主張しようとしてしまいます。
今回は、「何が一番大事かを冷静に判断しなくては」と思い、「マッ、なんとかなるでしょう」と気楽に構えて、行動は機敏に対処しました。
母親の精神状態は、子供へ敏感に伝わるようです。
なるようになる。
検査の結果は、陰性でただの風邪でした。
今日は、皆さんが助けてくださったので、いつもの常例と同じように事なく、無事に終えることができました。
天気も少し持ち直し、40人ほどのお参りの皆さんの、喜んで帰られる背中を見るのが、一番疲れが取れる時です。(完璧な模範解答 )
中でも、京都は宇治より、年に何回も参詣されるMさんには、本当に頭がさがります。そして、こちらが背中を押されています。
これからも、サボりがちな私たちをしっかり監視してください。 合掌
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