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2010年1月27日 (水)

中央仏教学院

本日、「中央仏教学院の特別講義」に出講してまいりました。

中央仏教学院は、大正9年に京都府の認可を得て創設された「浄土真宗本願寺派の僧侶を養成する機関」です。

今回の特別講義は、本科、および、研究科の全学生213名(18歳~62歳)が対象でした。

それは、いつものご門徒さんへのご法話とは違って、仏教を学ぶ学生さんたちへの講義ですので、極度の緊張感から冷汗の連続でした。

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聴講される学生さんたち

講義の開始にあたり、学生さんたちのお念仏の声が講堂いっぱいにあふれ、思わず身震いいたしました。

特別講義の内容を要約しますと、次のようになります。

    お聖教を拝読することは、阿弥陀如来の大慈悲心を学ぶこと。

    それは、苦悩をかかえ、悲しみを背負って生きていかねばなら
    ない凡夫(私)を「汝 救わずば 仏に成らず」と誓い、その
    願いが言葉となり、声となって、呼んでくださるのが、南無阿
    弥陀仏のお念仏。

    その「お念仏」を頂くことが、すなわち「阿弥陀如来の大慈悲
    心を賜ること。

様々な例話を通して、お取り次ぎさせていただきました。

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白川晴顕 中央仏教学院 学院長

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一昨年、拙寺に来てくれた留学生の
ヘンリー アダムス君(北米開教師)

この度のご縁は、学生さんたちに講義するというよりも、講師の私が多く学ばせていただいた尊いご縁でした。

白川学院長はじめ、諸先生方皆様、本当に有り難うございました。
お世話になりました。        合掌