魅せられて
19日(水曜日)より20日(木曜日)の2日間、拙寺の永代経法要が無事勤まりました。
19日は雨でしたが、20日は何とか天気も持ち直し、「本堂の中も過ごし安かったのでは」と思います。
20日の午後は、ハープの演奏から法要が始まりました。
昨年、坊守移動教室の際に聞いたハープの音色が忘れられず、H氏に永代経法要での演奏をお願いいたしました。
H氏は快く引き受けてくださり、厚かましくも「仏教讃歌の演奏」までお願いし、その上に「H氏の伴奏で歌おう」などと計画し、どうせならと「友達2人にハーモニー」を奏でてもらいました。
当日は、ぶっつけ本番に近い状態で、ヒヤヒヤでしたが、なんとか聞いていただけるレベルだったと思います。
思った通り、ハープの音色は郷愁を誘い、心に響き、心が浄化される思いがしました。まるで「本堂がお浄土を思わせる」、そんな空間にも思えました。
そんな中で聞くお説法は、「お浄土で迦陵頻伽が奏でている」かの如くでした。
(ちょっといいすぎかな)
しかし、「仏法は毛穴から」というように、全身の五感を通して入ってくるものなのですよね。
岐阜のT師が分かりやすく、身近な喩え話を交えながら「往生の意味」、「正定聚不退転の意味」などをお取り次ぎしてくださいました。
素直に聞き取ることができました。普段お寺に足を運ばない方に、少しでも仏法を身近に感じていただけたことと思います
そして、「私は」というと、皆さんの喜んで帰られる姿で、癒されている今日この頃です。皆さん、ようこそのお参りでした。
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