還暦ライブ
6月1日、三国町加戸のH院ご住職の還暦ライブに招かれました。
こちらのご住職は、行信教校での先輩に当たり、毎年布教にも寄せて頂くご縁で、このたびの還暦のお祝いの席にお招きをいただきました。
お祝いの席には、遠くは北海道、そして熊本県の天草に至るまで、全国各地より多くの親族、知人、友人たちがご出席されました。
通常の「還暦祝い」と言えば、親族が中心になってお祝いするのですが…。
しかし、ご住職は
今日まで生かされてきたのは、多くの方々のおかげである
だから皆さんにお礼をさせていただこう
と、以前より「還暦ライブの企画」を考えておられたようです。
そして、数年前より「津軽三味線」、「和太鼓」、「篠笛」、「ピアノ」に「ハーモニカ」そして「影絵」等を練習されたそうです。
ひとつでも体得することは大変なのに、そのすべてを坊守さんと二人で努力し、毎日練習して身につけられ、本堂で披露してくださったのです。
ご住職の多芸と物凄いパワーの姿に、ただ「凄い!」の一言だけです。
最後に、ご住職よりすばらしい言葉をいただきました。
不思議な命の御縁をいただき
三回目の成人式を迎えるお年頃となりました。
まさかこの歳まで命がいただけるとは
思っていませんでした。
元来短気で、後先考えず、
感性だけで生きているあぶない人間ですから、
親よりも先に命を終えるだろうと思っていました。
ここまでこれたのは、自分以外の
大きな、大きな命に生かされてきたからに他なりません。
たくさんの、たくさんのお育てを賜り、
すばらしい人々に出会えた慶びは
感謝の心でいっぱいです。
ありがとうございました。
『でこぼこの 曲がりくねった 道なれど
弥陀の光に 遇えばこそ
命のご縁に 掌が 合わさるる』 顕乗 作
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