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2010年6月 9日 (水)

連続研修会

本日の夜は、組(そ)の連続研修会でした。

ご講師は、別院のS師、研修の内容は「迷信と俗信」です。

迷いのもと・・・日の良し悪しに従えば、悪いことがおこらないのでしょうか?

テーマ説明の後、2班に分かれて日頃体験している俗信、迷信の事例を列挙します。

日の良し悪し、仏滅、友引、墓相、家相、手相、占い等々。

ウーン出るは、出るは、「アレをしたから、支障を来す」というたぐいの言い伝えなど、「そんなの聞いたことないな」というのものまで、たくさん出てきました。

それは、「根拠のないもの」から「これは言えるかも」というものまで。

ですが、どちらにしろ、言いわけ、責任転嫁に利用したり、自分の都合のいいようにとらえていることが多いように思われます。

それほど人は弱く、悪いことや、辛いことから逃れよう、逃れようとしたがるものなのですね。

いくらあがいても、願っても、逃れ難きは「苦」である。その「苦」を転じて「徳」とならしめる教えが「お念仏」でしたよね。