仲秋の名月
今日、9月22日は「仲秋の名月」です。
一年で最も美しい満月の夜だというのに、あいにくの雨のため、月を見ることができません。
しかし、こんなこともあろうかと感が働き、昨夜、すばらしい月をゲットしておいたのです。(なんと気がきく‥‥自我自賛)
昨日も、パラパラと雨が降ったと思えば、ムシムシと暑かったりと、今ひとつのお天気でしたが、夜はまたとないきれいな満月を見ることができました。
空を見上げれば、きれいな月が見られるのに、気にもかけない人にとっては、月が出ていようが、隠れていようがおかまいなしです。
月影の至らぬ里は なけれども
眺むる人の 心にぞすむ (法然上人)
お陰で「切れ味」のあるこの句が浮かんできました。
私たちは、「仏さまから背を向けよう」としがちですが、仏さまのお慈悲はすべての人に分け隔てなく注がれています。
振り向いて、「すばらしい月が、この私を照らしている」ということに、どうか気付いてください。
皆さん「見てください」と月が語りかけていますよ!
ホーントに今日は、月が見れなくて残念です。
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